健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ゲノム編集技術

2016-04-18 08:30:30 | 研究
経済産業省が、遺伝子を自由に切り貼りできる新技術「ゲノム編集」の研究開発の強化に乗り出すと報道されていました(YOMIURI ONLINE)。2016~20年度の5年間で計86億円の予算を投入し、日本独自のゲノム編集技術を開発するそうで、植物や微生物の遺伝子を改変して、医薬品や香料の原料などの効率的な大量生産を目指すそうです。ゲノム編集は従来の遺伝子組み換え技術よりも、確実に効率よく遺伝子を付け足したり、壊したりできるのが特徴で、血友病やエイズといった難病の治療や、作物や家畜を望み通りに品種改良することなどが期待されています。国産のゲノム編集技術開発に向け、経産省所管の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、委託先の研究機関や大学、企業などの公募を開始したそうです。2016年度は計17億2000万円の助成を予定しているとのことです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする