健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

白質病変は高齢者の運転能力を低下させる

2014-10-23 08:30:43 | 研究
大脳白質病変の高齢者は運転能力が低下していることが明らかになったそうです(財経新聞)。白質病変とは大脳内にできる細胞の隙間で、重度の患者は脳機能が低下することが分かっているそうです。しかし、軽度の白質病変では脳機能の低下を示すデータがなく、運転能力への影響が分かっていなかったそうです。今回、運転への注意が妨げられている時とそうではない時の運転を観測した結果、白質病変の有無によって高齢者の運転能力には差があることが示されたというもの。白質病変はMRI画像診断で分かるため、MRI画像によって運転能力が評価できるようになる可能性があるということです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする