健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

長時間の昼寝で糖尿病発症リスク上昇

2014-10-02 08:30:30 | 研究
気になる記事を見つけました(m3.com)睡眠は食事、適度な運動とともに健康な生活の重要な要素の一つですが、夜間睡眠時間と2型糖尿病発症リスクがU字型カーブを示すことが報告されているそうです。一方、昼寝は世界共通の習慣だそうで、睡眠時間や頻度は多様ですね。今回、昼寝と2型糖尿病発症リスクを検討した文献のメタ解析を行った結果、昼寝時間と2型糖尿病発症リスクには「Jカーブ型」の関係が認められたというのです。1日の昼寝時間が60分以上の群は、昼寝なし群と比べ、2型糖尿病発症リスクが有意に高かったそうです。一方、1日の昼寝時間が60分未満の群ではリスクの上昇は認められなかったというもの。さらに、昼寝時間の延長と糖尿病発症リスク上昇との関連を検討したところ、昼寝開始から30-40分後ごろまではリスクが徐々に低下するが、その後上昇に転じるJ字型の関係が認められたそうです。


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