健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

健康寿命がわずかに延伸

2014-10-04 08:30:11 | 研究
厚生労働省は先日、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2013年は男性71.19歳(13年の平均寿命は80.21歳)、女性74.21歳(同86.61歳)だったと公表したそうです(毎日新聞)。前回10年時点の健康寿命は男性70.42歳、女性73.62歳で、これと比べると男性が0.7歳以上、女性が0.5歳以上延びたそうです。厚生労働省は、国民が健康な状態で過ごせる期間の指標として12年に10年時点の健康寿命を初めて公表し、今回が2回目とのこと。政府は2020年までに健康寿命を1歳以上延ばすことを目標に掲げているそうです。厚生労働省は2012年に01、04、07年時点の健康寿命も併せて算出しているそうで、今回の2013年時点も含め男女とも緩やかに延び続けているということです。健康寿命は、国民生活基礎調査で「健康上の問題で日常生活に影響がない」と答えた人の割合や年齢別の人口、死亡数などから算出しているとのことです。
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