ザリガニが自ら歩きだすとき、ある種の「意思」を持って行動していることを示す神経活動が起きることが明らかになったそうです(MSN産経ニュース)。ザリガニが“自発的”に歩きだす場合、1~2秒前から頭部にある約3ミリ四方の脳から胸部に向かう神経細胞の中で「運動準備電位」という信号が出ていることが分かったというものです。ザリガニも人間と同様、神経細胞同士の情報伝達をするシナプスでつながったネットワークがあり、自発的な活動を促しているとみているようです。こうした動作の原理を明らかにしていくことで、自分の意志で想定外の事態に対応できるロボットへの応用もできるかもしれないということです。ちなみにこに研究結果は、あのサイエンス誌に掲載されていようです。世の中には、本当に驚くことがたくさんあります。