２０ＸＸ年日本破綻

朝日新聞の１面に『悪夢「２０ＸＸ年日本破綻』という衝撃的な記事が掲載されました。「２０ＸＸ年」という表記から、すぐに仮想未来の話と分かりましたが、「消費税２５％」や「株価暴落」、「物価は高騰」など現在の政策を続けていけばありえそうな内容でした。ここまでリアルに表現したのは初めてでしょうか。
経済については素人ですが、現在の政策には無理があることは間違いないと思っています。経済成長期には検討してもよいと考えますが、どう考えても現在のような不景気で、税収が明らかに減少しているような局面で打つ手ではないと思います。そして、今後やろうとしている「事業仕分け」も、無駄を省くというのは非常に良いことだと思いますが、そればかりに注目が行き、景気刺激策がまるでないということに危機感を覚えます。真剣に外貨を準備しておくことや、海外への・・・・・も考えなければ・・・・・。景気刺激に関して、政府与党の議員から声が聞こえないのが絶望的です。
民主党議員はこれまで現在の経済状況は全てこれまでの自民党を中心とした政権の責任であると主張しています。もちろんそうでしょう。でも、だからと言って、ほったらかしですか？すぐに手を打たないと、今回の架空記事が事実となってしまうのではないでしょうか。そんなに遠くない将来に。本当に将来この国はどうなるのでしょうか。不安です。

JALは沈んだ！？

「JALは沈んじゃったような気がしないでもない」（時事通信）。これは日本アカデミー賞の授賞式に出席した鳩山総理大臣のあいさつの一部だそうです。もちろん「JAL」とは、現在経営再建中の日本航空のことです。またまた、思いつき発言。サービス精神からの発言だと思いますが、まずいですね。政府が介入して国費を投じて必死になって再建している一企業に対して、総理大臣は軽々しく言及すべきではないと思います。普天間基地問題、高校無償化問題といい、危険な発言が頻発しすぎていると思います。仮に誰もコントロールできないなら、マスコミに報道自粛をお願いしてみてはいかがでしょう。多分、できないと思いますが・・・・・。民主党は前総理大臣の漢字の読み間違いに対して、国会でもテストのようなことをしながら盛んに批判していました。当時は、多くの国民も総理大臣が漢字をまともに読めないなんて恥ずかしいというように感じていたと思います。でも、現在の鳩山さんの発言は、いわゆる政治家としての「失言」や「不適切発言」に該当するもので、政治責任を問われても仕方がない、あるいは引責辞任もやむをえないような発言と思います。国会に遅刻するは、国会審議中や遅刻しているにもかかわらずTwitterに書き込むは、報道発表して国民に広く伝える必要がある内容を報道発表する前にTwitterに書き込むは、内閣や与党が事前の調整もなく思ったことを躊躇なく発言するは、現政権はどうかしています。誰かが何とかしないといけないのでは・・・・・。