健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

浅田真央選手、銀メダル!

2010-02-26 17:08:22 | 日記
バンクーバーオリンピック女子フィギュア。浅田選手は銀メダル。優勝はショートプログラム首位の金妍児選手。完璧な演技で、世界最高得点を出して圧勝でした。そうした中で浅田選手。頑張ったと思います。少し前までの不調を考えれば、よくここまで修正してきたと思います。一時期は、オリンピック出場すら危ぶまれていましたので。まだ、競技を続けると思いますので、これから金妍児選手を超えるためにどのような工夫ができるか、大きな壁だと思いますがさらなる努力を期待したいと思います。とにかく、日本中が大騒ぎでした。日本人はあまりにも19歳の選手に過剰な期待をしすぎるのではないかと少し疑問に思うところもあります。でも、なによりまずまず結果が出てよかったと思います。
これで、今オリンピックの日本選手の金メダルはかなり難しくなったでしょうか。前回のトリノ大会ではメダルは金メダル1個のみだったと思いますので、それに比べれば銀メダル2個、銅メダル2個は上出来と見るのでしょうか。スノーボードの選手の一件もありましたし、今後のオリンピック代表選手の強化について日本としてどのようにしていくのか検討すべき時期に来ているのではないでしょうか。
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教養力検定

2010-02-26 08:25:29 | 日記
大学生の学力低下が問題になって久しいですが、なかなかその解決策が見いだせない状況にあります。大学全入時代となり、選ばなければ大学に入ることができるようになっています。そして、各大学が学生確保に躍起となり、学力試験を課さずに入学を認める入試方式が占める割合が多くなっています。そのため、大学に入ってからの学問に必要な基礎学力、いわゆる教養が身についていない学生が多くなっています。例えば、今話題になっているバンクーバーのある国は?などという質問に答えられない学生や、カナダと答えられてもバンクーバーがカナダ西部の都市であることは知らない、など特に生きていくには必要とは言い難いが知っていても損はないという教養がないのです。もちろん、日本国の総理大臣や国務大臣、ニュースなどを聞いても知らない、答えられないと言った学生が多いのです。漢字も読めない、書けないなどは当たり前で、簡単な算数の計算ができないなど、大学での学問に支障をもたらすような状況の起きています。
各大学はこうした学生の基礎学力を高めるために入学前や入学後に特別なプログラムを用意するなどして積極的に取り組んでいます。しかし、正規の授業としてカリキュラムに入れることが難しいため、プログラムへの参加は学生の自主性に任せる部分が大きくなっているのが実情だと思います。大阪にある羽衣国際大学では毎年9月に全学年対象の教養検定を行うそうです(YOMIURI ONLINE)。政治経済や歴史、英語など10分野から計100問を出し、30分で解かせる。これまで2回の検定で、基礎知識だけでなく日本語にも問題を抱える現状が把握できたと言います。答案はすべて返却し、90点以上の「1級」取得者を学長が表彰するという仕組みがあるというのです。1つの試みとして参考になります。どのようにしてモチベーションを引き出し、それを維持するかがこうしたプログラム(リメディアル教育)の成否にかかっていると思います。
もちろんこうしたリメディアル教育に対して、反対する意見もありなかなか思うように推進できない大学・学部・学科もあるようです。正解を求めてさらなる努力が求められていますし、それに向けて多くの時間を割かなければならない大学教員は・・・・・・。
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看護・医療系人気

2010-02-26 06:49:03 | 日記
国公立大学入試の2次試験(前期日程)が始まりました。景気の先行きが不透明な中、資格取得につながる国公立の看護・医療系学部の人気が上がり、志願者が前年より倍増したり、3月の後期日程では倍率が50倍を超えたりする大学も出てきたそうです。こうした看護・医療系人気の背景には、学費の安さ、通いやすさなど「安・近」メリットも関係しているということです(YOMIIRI ONLINE)。
以前にもコメントしましたが、看護・医療系の職を目指す学生がいることは良いことだと思います。でも、その一方で、こうした国家資格を目指す学生ばかり増えてしまうのも考えものだと思います。日本国民一億総資格ホルダー、何かおかしいような気がします。そもそも大学での学問とは何かと考えると、少し違う方向へ向かっているという感じを覚えます。もちろん、景気動向次第で学生の志望傾向も変わると思います。現在の日本経済がある意味異常な状態だと考えれば、こうした看護・医療系の人気も異常であると考えられます。景気が回復することで、資格や就職に関係なく学問を目指す学生が増えてくるのかもしれません。でも、ゆとり教育の影響がこうした大学選びに微妙に影響しているという可能性も捨てきれません。とにかく、夢のある、将来に希望が持てる世の中になって欲しいと切に願います。
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