沖縄伊計島、宮城島のご紹介
沖縄の伊計島と宮城島の名所?の紹介です。
まずは、伊計島です。伊計島には、たぶんホテルは島の北端にある「AJリゾートアイランド伊計島」しかありません。宿泊施設は、ここだけだと思います。
ホテルのプールです。ビーチが少し離れているので、宿泊客はプールを利用しています。
子供たちが、プールで水遊びをしていました。ホテルの周りは広い草地で、コテージが点在しています。
ホテルの周りには少し離れた所に、小さなビーチしかありません。人は見当たりません。本当の意味で、プライベートビーチです。気持イ~ッ!
伊計島は、島の中心を南北に道が貫いていて、周りは一面のサトウキビ畑で家屋は全く見当たりません。その道の島の中央付近に左(西向き)「犬名河」(インナガーと読みます。)との道路標識がありました??? ”犬”・・・!?の字に反応して、行ってみました。
犬名河は「犬がずぶ濡れで浜から上がってきたのを見て、犬について浜に降りてみると真水の水場で犬が遊んでいるのを見つけた」との言い伝えがあるそうで、犬が見つけた島で唯一の水場です。昭和50年代の中ごろ伊計大橋ができるまでは、ここから水を汲み上げて飲料水として使っていたそうです。
橋には水管、電力ケーブル、電話線などが通されますので、真水も本島から供給されるようになり、犬名河の島の水源としての使命は終わったそうです。
左が「犬名河」の石碑で、名前の言われが書いてあります。上の写真は、そこから見える海面で、かなり高い場所からの眺めです。この裏に浜へ降りる急な階段があって、ほとんど海面と同じ高さの岩場に犬名河の水場があります。
細い階段は草に覆われていて、ちょっと怖いので下へは降りませんでした。と言うか、降りられなかった。なにしろ伊計島にはハブが多いと聞いていて、特に水場にいるそうなので・・・コワ、コワコワ。(つまらない写真で、すみません。これ以上、撮れなかった)
伊計島の南に隣接する宮城島に、「ぬちまーす」という製塩施設があります。伊計島と同じくこの宮城島も何もない島で(島の皆さん、すみません)、すれ違う車もほとんどありません。ナビにも載ってない細い道を行くとその先にモダンな大きな建物「ぬちまーす」が突然現れます。そしてその駐車場には、車がいっぱい。道ではほとんど見かけなかったのに、こんな所に集まっていたとは・・・みな観光客だと思います。
ここでは、海から汲み上げた海水を霧状にして水分を蒸発させる、独特の製塩法で塩を作っています。
レストランと売店が併設されていて、ここで作った塩を使った土産物や食事を出してくれます。
スポーツ飲料のようなドリンクと塩ソフトクリーム。アイスコーヒーも何か旨味があっておいしかったです。ここの塩はミネラル、カリウム分が多く、塩辛さがまったくありません。ダシの旨味を感じます。
この施設も太平洋に面した崖の上にあります。伊計島も宮城島も海面から突き出した、周囲を崖に囲まれた島です。
海岸の崖の上を巡る散策路があります。
途中、崖の上から白いサンゴ砂の小さなビーチが見えました。入り江はきれいなサンゴの浅瀬ですが、その先は急に深くなっていて濃いコバルトブルーの太平洋です。
散策路の途中に、何か石碑がありました。沖縄では、いたる処に大きな樹があって、そこには神様が宿っています。
ぬちまーすの駐車場に、まるでパイナップルのような立派な実を付けたアダンの樹。おいしそうに見えるけど、食べられません。(追伸:アダンの実や葉(新芽)は食べられないわけではないようです。でも実も葉も繊維質が多くアクが強いので、あまり食用にはむかなそうです)
宮城島の「ぬちまーす」は、それでも比較的観光客の訪れるスポットのようですが、伊計島の「犬名河」は伊計島突端のホテルにでも宿泊しなければ、絶対に行かない場所ではないか・・・。伊計島にはこじんまりとした「伊計ビーチ」と「大迫ビーチ」がありますが、地元の人がよく利用するそうです。この地域は那覇から近い割には、比較的観光客が少ない場所です。
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