冷たい北風の吹く利根川土手のお散歩
地元の冬は特に撮る物は何もないのだけれど、と言うとプロの写真家には否定される。たとえ同じ場所でも撮るものはいくらでもあると。でも一応私も写真家を名乗っているのだけど、自称w…
寒いし終日家に閉じこもって本ばかり読んでいては煮詰まってしまうので、Canon5Dを持ち出して、利根川土手へお散歩スナップに出かけました。
キャノンEL35-70mmの標準ズームで撮ったので、トラス橋を渡るJR貨物列車を狙ったのですが、なんだかよくわかりませんね。牽引する電機機関車は、電源が常磐線の取手駅と藤代駅の間で直流から交流に替わるので、交直両用電機がコンテナ車を引いています。ってよく見えませんねw… たぶん新しいEF510系だと思うのですが。超ローカル?な常磐線にも最新の510系が走ってます!w…
利根川の上流方向、取手駅方面の土手の眺めです。左が利根川、広い河原です。
利根川下流、東方向に向かう堤防です。堤防の右側、河原は日本一流域面積の広い利根川なので広くとられています。上流域で大雨が降ると、広い河原は全面水没します。ものすごい景色になります!
小堀(おおほり)の渡しの幟(のぼり)です。強風、冷たい北風で「ちぎれよ」とばかりにバタバタはためいています。
土手下からの青空の眺め。この土手が取手の街を洪水から守っています。
青空の白い雲・・・です。それだけですw…
日本は市街地に電線が多く、でもそれが日本の風景だという評価があります。風景写真は、電柱、電線が入り込むことを嫌って撮影ポイントを見つけるのに苦労しますが、違う視点で見るとそれも街の景色なので、上手く撮り込んだ画面作りもありなのでは・・・と思います。
帰り道の路地に、鉢植えの白梅
八分咲きです。梅は開花期が長いので、しばらく楽しめます。よい香りを放っています。ちなみに、かの信長は梅の花が好きだったそうです。秀吉は桜、利休は菜の花が好きだったそうです。
歩道の割れ目から枯れかけた雑草? いやいやこれはスミレです。真冬でも寒い中、葉を落とさずに頑張っています。
葉は黄色くなっていて、枯れたような状態です。でもスミレは多年草なので、暖かくなったらこの葉が緑色になってあの可憐な紫色の花を咲かせてくれるのだろうか?近隣の住人も見守っているようで抜かずにおかれています。これ抜いたら怒るよ!
家に戻って机上のミニ胡蝶蘭、バックが白なのでauto露出では、アンダーになってます。
私は意識していなかったのだけれど、フィルムの時からカラー写真ばかり撮っていました。でも「鬼海弘雄」のようにモノクロ(白黒)の写真も撮ってみようかと考えています。そもそも私は色に反応しているので、モノクロ写真を撮るには全く違う視線で映像を探さないと。
室内の照明だけなので、色はあまり強調されていません。明暗のコントラストがあるフレーム、被写体を見つけられるかがポイントですね。赤や青、オレンジは暗く、黄色ともちろん白は明るく写りますね。感覚的にそのことを理解しないとしっかりしたモノクロ写真は撮れませんね。
最近はニコンではなくキャノンを持ち出すことが多いです。キャノンのレンズは、どちらかというとカラー向きなのでデジタルで撮れる写真はみな鮮やかで、ちょっと軽い感じに写ります。好みの問題ではあるのですが、深みのある絵画的な写真を撮ろうと思うなら、ニコンの方が向いているのかもしれない。しかし街撮りなどのバシバシ撮るスナップには、キャノンの方が扱いやす気がします。
何もない冬の利根川土手のスナップでした。それにしてもろくな写真が撮れていないなw…
おまけ、今日の晩ご飯のデザート。もちろん家人が作ってくれました。私にはとてもとても出来ませんw… オレンジのコンポート、とても美味しいです。食後の口がスッキリします。赤ワインとも相性バツグン!
と、こんな一日でした。たまには外に出ないと。
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