紳士服大手から家庭で洗濯できる商品が相次いで登場してきている。
自宅で洗濯可能なスーツが注目を集めてから約2年が経過し、
いろいろな種類に広がってきた。
コナカはシャワーをかければ汚れやニオイが落ちるとういう革靴を発売。
革の内部に加工を施し、水にぬれても色落ちなどが起こりにくいという。
はるやま商事は洗濯機で丸洗いできるネクタイの販売を始めた。
素材はシルクだが、特殊加工によって洗濯後も形崩れを防げるという。
スーツ販売は全体では低調だが、家で洗える商品は堅調という。
コナカのシャワークリーンスーツは同社のスーツの2~3割を占める
最大商品に成長した。
クリーニング代金を節約できるのは大きい。
全体では厳しい業界でも特徴のある商品は伸びることもある。
逆にクリーニング業界は厳しさが増していく。
新たな価値を生みだすのも経営として重要だ。