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シンプル ライフ(健康で豊かな生活の実現を目指して)

健康で豊かなシンプルライフを実現するブログ情報

からだの免疫システムを高めるには

2006-07-23 00:01:25 | 健康と美容

 人体ではがん細胞が誕生するが、からだの免疫システムが、生まれたばかりのがん細胞を破壊することで、わたしたちの体が守られているのです

 からだの免疫システムは、ウィルスやバクテリアなどの病原菌が、外部から人体に侵入する敵を、退治するばかりでなく、体内で発生する異常細胞をも退治してくれるのです

 からだの免疫システムは、人体にとっての防衛軍としての働きをしますが、この免疫システムが弱まると、がん細胞を撃退することができなくなり、がん細胞が増殖することになり、がんが発生することになります。

 からだの免疫システムの働きが弱まるのは、栄養素のアンバランス細胞の老化、細胞の傷、過労ストレスなどが原因となります。特に、細胞の老化や細胞のダメージの原因となるのは活性酸素です。

 過労やストレスを溜めないように運動や休養をとることが大切です。強い免疫システムを獲得し、維持していくためには、バランスのとれた栄養素を摂り、適度の運動と休養をとることです。

 また、笑いは免疫力を高めるので、笑いのある日常生活を心掛けることです。楽しい読み物や楽しいドラマを観ることなど、自分にとって楽しいことを積極的にすることです。

 


キノコ類が免疫力を高める

2006-07-22 15:12:54 | 健康と美容

 キノコ類には、動物実験で移植したがんの転移を抑制する効果の認められているものがあります。その代表は、アガリクス、ブラゼイ、ムリル(ヒメマツタケ)です。

 マウス実験で次のようなことが報告されています。 がんをマウスの皮下に移植してから、ヒメマツタケを摂らないグループ、20%のヒメマツタケの粉末を食べたグループ、体重1Kgあたり1mgのヒメマツタケを注射したグループに分けます。その観察結果によると、ヒメマツタケの粉末を食べたグループでは、がんの転移は81%防げた。注射したグループでは、91%で防げた。ヒメマツタケを摂らないマウスグループでは、がんの転移を全く防げなかったということです。

 現在、治療に利用されている多くの薬剤は、キノコ類も属している細菌に由来しているそうです。

 ヒメマツタケの有効成分は、βグルカンという多糖類で、このβグルカンは人体の免疫システムを増強するはたらきがあることが知られています。βグルカンは、免疫システムのマクロファージ、B細胞、キラーT細胞を活性化し、がん細胞を破壊すると理解されています。

 βグルカンは、ヒメマツタケだけでなく、シメジ、エノキダケ、マツタケなどにも含まれています。

 


水溶性ビタミンとは

2006-07-20 08:41:02 | 健康と美容

 水溶性ビタミンビタミンB1、B2、ナイアシン、B6、B12、葉酸、ビオチン、パントテン酸、C)は、摂取しても尿に溶けて体外に排泄されてしまいます。そのため、一度にたくさんとっても、体内に貯蔵することができません。

 水溶性ビタミンを過剰に摂取した場合、副作用が気になりますが、今のところ問題は無いようです。不足したときは症状がはっきりとあらわれます。

 水溶性ビタミンは体内に蓄積することができませんので、毎日、必要量を摂りましょう

 また、水溶性ビタミンはデリケートなので、煮たり焼いたりすると簡単に分解されてしまいます。また、保存方法にも注意しましょう。忙しいひとは、ビタミンB2、葉酸、ビタミンB6、ビタミンCが不足する傾向がありますので、バランスのよい食事を摂ることです

水溶性ビタミンが含まれている食べ物と摂取量


脂溶性ビタミンは脂肪分といっしょにとらないと吸収されない

2006-07-19 11:09:03 | 健康と美容

 脂溶性ビタミン(A、D、E、K)は、人体の脂肪層と相性がとてもよいので、皮下組織の脂肪層に集まり蓄積します。しかも、一度、脂溶性ビタミンが蓄積すると、水に溶けないので尿とともに排泄されません。そのため、脂溶性ビタミンを過剰にとると、身体の脂肪層に蓄積されるのです。脂溶性ビタミンは、この蓄積された中から、毎日少しずつ消費されるわけです。

 サプリメントビタミンA摂るときには、摂りすぎに注意しましょう。ビタミンAの摂りすぎを防ぐには、βカロチンで摂るといいです。それは、βカロチンから必要なビタミンAを身体がつくるからです。βカロチンは過剰症を発生させないからです。

 脂溶性ビタミンは、脂肪分と一緒に摂らないと体内に吸収されないので、脂肪分のあるマヨネーズ、ドレッシング、ゴマ油と一緒にとることです

 

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大脳が眠りを必要とする理由

2006-07-16 10:58:11 | 健康と美容

 睡眠中は意識がないため、脳全体が眠っていると考えがちです。睡眠中は脳の上部である大脳が眠っているだけです。脳の下部の脳幹は、心臓の鼓動や体温などを調節するために一時も眠ることがありません。

 何故大脳は眠るのでしょうか。それは、大脳は大量のエネルギーを消費する器官で、連続運転すると、脳がオーバーヒートしてしまうからです。これを防ぐために、睡眠が必要となります。また、脳に興奮性伝達物質を補給するために、睡眠が必要となります。私たちが積極的に活動できるのは、脳の興奮性伝達物質のおかげなのです。しかし、一日の終わりには、この伝達物質が少なくなります。それを補給するために睡眠が必要となるのです。

 睡眠は記憶にも関係しています。ハーバード大学のロバート・スティックゴールドは、学習した当日に眠ることで、記憶が高まることを報告しています。つまり、学習によって脳に刻まれた記憶が、睡眠によって釘づけされるということです。釘づけされなかった記憶は洗い流されということです。

 

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疲労回復のための栄養素

2006-07-07 06:26:05 | 健康と美容

疲労がたまると食欲が減退し、食事から十分な栄養素が摂取できなくなることが多い。そのため、ビタミン不足、ミネラル不足におちいり、エネルギー物質ATPが不足するようになります。さらに、エネルギー不足を繰り返すことにより、さらに疲れるのです。

疲労を回復させるには、まず、エネルギー源であるタンパク質、脂質、糖類をバランスよくとることです。次に、食事から摂った栄養素をエネルギーに変えるのに必要なビタミンミネラルを摂ることです。特に、ビタミンB群が欠かせません。

脳の神経細胞は、グルコースのみをエネルギー源としています。そのため、糖の代謝に必要なビタミンB1とB6が不足すると、脳のはたらきが鈍り、いつまでも頭がさえない、気分が落ち込みから回復できない状態が続くようになります。脂肪酸をTCA回路に組みこむときにビオチンが必要となります。肉体疲労から回復するには、糖を代謝させるビタミンB1とB2が必須となります。

身体に蓄積された乳酸を二酸化炭素と水に分解するときに、クエン酸が必要となります。そのためにクエン酸を多く含む食べ物、レモンと梅干を摂ることです。 

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セレンが不足すると白内障が進行しやすくなる

2006-07-06 10:23:16 | 健康と美容

セレンは、活性酸素を分解するグルタチオンペルオキシターゼという酵素を助けています。活性酸素が細胞膜を破壊することを防ぐことで、セレンは人体を老化やガンから守っています

セレンが不足するとガン、心臓病、炎症にかかりやすいことが明らかになっています。また、老化白内障が進行しやすくなります。

セレンは、小麦胚芽、ブラジルナッツ、大麦、ぬか、大根、玄米に多く含まれています。

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フラボノイドの効用

2006-07-05 11:17:03 | 健康と美容

 フラボノイドは、かつてビタミンPと呼ばれていました。フラボノイドは、フルーツや花に鮮やかな色をつけている植物色素の総称のことをいい、すでに4000種類以上あることが知られています。

 フラボノイドは、がん、脳卒中、心臓病などの生活習慣病治療や予防に役立つと期待されています。ジュース、ハーブ、花粉や食物などに含まれているフラボノイドの効果は、多くの研究から支持されています。

 フラボノイドの代表は、ルチン、ヘスペリジン、カテキン、アントシアニン、ポリフェノールなどです。ルチンそばに、ヘスペリジンオレンジミカンに、カテキンお茶に、アントシアニンブドウの皮に、ポリフェノール赤ワインカカオ豆に多く含まれています。

 フラボノイドには、強い抗酸化作用があるばかりでなく、ビタミンCやEが酸化によって分解されるのを防ぐ働きもあります。フラボノイドは、ビタミンCE併用するとより一層抗酸化作用が高まります

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ビタミンとカラダとの関係

2006-07-03 05:48:24 | 健康と美容

 眼でものを見るときに欠かせないのが、ビタミンAです。ビタミンAは、眼の網膜でオプシンというタンパク質と結合して、ロドプシンという複合体となります。これが、可視光線を吸収すると、もとのビタミンAにもどります。このときの変化が、シグナルとなって脳に伝わり、ものが見えるのです。

 私たちの脳内の神経細胞では、伝達物質が生産され、放出されています。伝達物質が脳内をかけめぐることで、心が誕生します。伝達物質の代表は、喜びや快感をもたらすドーパミン元気で活発にするノルアドレナリンやセレトニンです。これらの伝達物質の生産に関係するのが、ビタミンB1、B6、B12です。

 血液凝固のためには、ビタミンKが必要です。血液凝固のためには、プロトロンビンというタンパク質が必要です。このプロトロンビンをつくるのに、ビタミンKがはたらいています。

 赤ちゃんを産むのに大切なビタミンが、ビタミンEです。それから、血液をつくるのに、ビタミンB6、B12、C、葉酸が必要です。

 からだの骨をつくるには、ビタミンA、C、Dが欠かせません。皮膚に形成とはりの維持には、ビタミンA、B1、B2、B6、C、ナイアシン、パントテン酸が必要となります。

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紫外線は美肌の大敵

2006-07-02 07:12:04 | 健康と美容

 地球に届く太陽光線は、赤外線、可視光線、紫外線の三種類です。このうち、私たちの皮膚に影響をおよぼすのは、紫外線です。この紫外線には、長波長、中波長、短波長があります。短波長はからだにとって最も有害ですが、地球の上空にあるオゾン層が吸収してくれるので、地表には届きません。地表に届くのは、長波長のUV-Aと中波長のUV-Bです。

 UV-Aは肌を日焼けさせる紫外線で、浴びるとメラニン色素が増えて、肌は黒くなります。そのうえ、UV-Aは肌の弾力を保っている真皮の繊維にまで届きダメージを与えます。UV-Aは肌の老化を進める紫外線なのです。

 UV-Bに長時間あたると、皮膚に炎症が起きて赤くなり、水分が奪われて、皮がむけてヒリヒリします。UV-Bは、皮膚をやけどさせる紫外線です。

 紫外線をあびると、皮膚の内部に活性酸素が発生します。活性酸素は、からだの細胞にとって有害なものですので、放っておくにはいきません。皮膚の内部に発生した活性酸素を吸収して、無毒化するのが、メラニンという黒色の色素です。

 皮膚の基底層にあるメラサイト(色素細胞)という細胞が活性化され、メラニンをつくります。作られたメラニンは、角質細胞に受けわたされます。こうして黒くなった角質細胞は、皮膚の最上部に押し上げられ、やがてアカとなって剥がれ落ちます。顔の皮膚での新陳代謝は約10日です。加齢や環境の変化によってこの新陳代謝が順調に進まなくなり、古い細胞がそのまま残るとシミの原因となります。

 ◆紫外線はさらに、波長の違いから、紫外線A・B・Cに分けられます。
  紫外線A 波長=320~400ナノメートル (UV-A)
  紫外線B 波長=290~320ナノメートル (UV-B)
  紫外線C 波長=200~290ナノメートル (UV-C)

  太陽光線は、波長が短いものほど、強力なエネルギーを持っています。
  紫外線Cは、地表には、届きません。
  地表に届くのは、AとBです。

 

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