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キノコ類が免疫力を高める

2006-07-22 15:12:54 | 健康と美容

 キノコ類には、動物実験で移植したがんの転移を抑制する効果の認められているものがあります。その代表は、アガリクス、ブラゼイ、ムリル(ヒメマツタケ)です。

 マウス実験で次のようなことが報告されています。 がんをマウスの皮下に移植してから、ヒメマツタケを摂らないグループ、20%のヒメマツタケの粉末を食べたグループ、体重1Kgあたり1mgのヒメマツタケを注射したグループに分けます。その観察結果によると、ヒメマツタケの粉末を食べたグループでは、がんの転移は81%防げた。注射したグループでは、91%で防げた。ヒメマツタケを摂らないマウスグループでは、がんの転移を全く防げなかったということです。

 現在、治療に利用されている多くの薬剤は、キノコ類も属している細菌に由来しているそうです。

 ヒメマツタケの有効成分は、βグルカンという多糖類で、このβグルカンは人体の免疫システムを増強するはたらきがあることが知られています。βグルカンは、免疫システムのマクロファージ、B細胞、キラーT細胞を活性化し、がん細胞を破壊すると理解されています。

 βグルカンは、ヒメマツタケだけでなく、シメジ、エノキダケ、マツタケなどにも含まれています。