goo blog サービス終了のお知らせ 

シンプル ライフ(健康で豊かな生活の実現を目指して)

健康で豊かなシンプルライフを実現するブログ情報

うつ病に有効なハーブ、セントジョーンズワート

2006-07-01 15:04:34 | 健康と美容

 軽症から中程度のうつ病に有効なハーブがセントジョーンズワートです。うつ病に対する効果については、40以上の学術論文が発表されています。セントジョーンズワート、偽薬、抗うつ薬の効果を比較した結果が、いくつも報告されています。

 このハーブは、軽症から中程度のうつ病に対して、70%の場合に有効性があり、処方薬と同程度の効果が認められています。副作用が極めて少ないことも報告されています。 効き目があらわれるのに、少なくとも二週間かかることです。

 セントジョーンズワートには、ハイペリシン、ハイパーフォリン、フラボノイド、キサントンなどが含まれていることです。そのうち、抗うつ効果は、ハイペリシンとハイパーフォリンにあることなどが確認されています。ハイペリシンとハイパーフォリンの効く仕組みは、脳を興奮させるセロトニンを増やし、脳の興奮を抑えるギャバを減らすためと理解されています。

 一般的には、一回300mgを一日三回摂取することです。セントジョーンズワート900mgの中には、2から3mgのハイペリニンが含まれています。

 ただし、妊娠している女性はもちろんのこと、これから妊娠しようとしている女性、あるいは授乳している女性も、セントジョーンズワートの摂取は避けたほうがよい。また、抗うつ薬のサフラジン、フェネルジンなどのモノアミン酸化酵素阻害薬との併用は、効きすぎる可能性があります。したがって、これらの薬との併用は避けたほうがよい

美容と健康


うつ病を開放する食べ物

2006-07-01 13:26:34 | 健康と美容

 脳を興奮させれば、うつ病から開放されるといわれています。脳を興奮させる伝達物質の原料を含む食べ物をしっかり摂れば、うつ病への有効な対策の一つとなります。その原料とは、チロシントリプトファンです。

 チロシンは、ノルアドレナリン、ドーパミンといった脳を興奮させる原料になる大事なアミノ酸です。ノルアドレナリンは、目覚め、集中力、性欲を高める伝達物質です。また、ドーパミンは、いい気分にさせる快感物質です。

 チロシンを摂るには、ピーナッツ、鶏肉、牛肉、羊肉、バナナ、七面鳥、牛乳、卵黄、アーモンドなどを食べるといい。

 トリプトファンは、最も大事なアミノ酸で、セロトニンとメラトニンの原料となります。

 セロトニンは、落ち込んだ心を励まし、食欲を抑えるので、やせる効果もあります。メラトニンは体温を下げ、眠りに導きます。そのため、トリプトファンが不足すれば、セロトニンが不足し、うつ状態になるだけでなく、メラトニン不足により、睡眠障害にも苦しむことになります。

 赤ん坊のミルクにトリプトファンを加えることで、赤ん坊の寝つきがよくなったという報告もあります。また、トリプトファンを学習能力に問題のある子供に投与すると、子供が落ち着いて勉強するようになったという報告もあります。

 気分をハイにするアミノ酸に、メオチンがあります。メオチンは、体内のビタミンB12の協力により、遺伝子の構成成分でもあるアデニンにくっついて、S-アデノシンルメチオニンという物質に姿を変えます。このS-アデノシルメチオニンは、気分を高める効果があるだけでなく、罪悪感、自殺衝動、無気力、仕事の能率の低下といった、うつ病の症状を改善する効果が認められています。

 メチオニンは、牛乳、レバー、トウモロコシに含まれています。アメリカでは、S-アデノシルメチオニンは「サミー」という商品名で販売され、大人気となっています。

 集中力の減退や、やる気の消失を感じるひとは、トリプトファン、チロシン、メチオニンをしっかり摂ることをお勧めします。

美容と健康


慢性頭痛を抑える方法

2006-07-01 09:37:44 | 健康と美容

 慢性頭痛を抑えるには、日頃から精神的、肉体的な疲労を溜めず自律神経のバランスを保つようにすることです。いったん自律神経のバランスが崩れると、慢性頭痛、肩こり、神経痛、めまい、不眠、倦怠感、食欲不振などの症状があらわれます。

 自律神経のバランスを整えるにはストレス、過労、心配ごとをできるだけ避け、運動をしてストレスを発散し、休養を十分にとって、規則正しい生活をすることです。あたり前のことですが、忙しいなかにおいても、心掛けることです。

 慢性頭痛に効果のあるのはビタミンです。B6とナイアシンをそれぞれ一日に100mg摂取することで、頭痛がしばしば抑えられます。それから、女性の場合には、一日1200mgのレシチンも摂ると効果的です。

 偏頭痛には、約500mg(コーヒー五はい分)以上のカフェインを摂ると和らぎます。偏頭痛は、脳の血管が拡張する刺激によって、痛み物質が組織に放出して発生します。カフェインは、拡張した血管を収縮させるので、痛みが和らぐのです。ただし、過剰のカフェインを摂取すると、副作用として心悸亢進、睡眠中のケイレン、不安を発生させることがありますので、注意してください。

 偏頭痛を抑えるのに有効なことが経験的に知られているのが、イチョウ葉エキスです。このエキスには脳を活性化させるほか、抗炎症作用と抗酸化作用があります。このため、血小板の粘り気が下がり、血液の流れをよくします。これらの作用を組み合わせることにより、イチョウ葉エキスが偏頭痛を抑える効果があると思われます。

 ここで注意しなければならないことは、イチョウ葉エキスとアスピリンを併用しないことです。人によっては、偏頭痛の症状を悪化させるからです。

 紀元前からギリシャ人は、柳の皮や葉を煎じて飲ませると、痛みが軽くなることを経験的に知っておりました。柳には、サリチル酸という鎮静物質が含まれているからです。サリチル酸を改良したのがアスピリンです。

美容と健康