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シンプル ライフ(健康で豊かな生活の実現を目指して)

健康で豊かなシンプルライフを実現するブログ情報

生き方の決断と結果

2006-10-15 16:21:18 | 生き方

 どんな時代にも若者は人生の出発点で、基準を世間並みに置くか、自分自身のうちに置くかの決断を迫られる。世間並みのところに基準を置く者は、生涯世間並みに生きる道を選びとったといえる。自分のうちなる要求に忠実であることを選んだ者は、誰でもがあうわけではないかずかずの困難に出会うだろうが、それもみずからの責任において選んだものである。

 人間は生きている限りは活動をし、自己を世に問いたいが、奴隷になりたくない。自分の欲した仕事ならどんな苦労もいとわないが、そうでない仕事では僅かの強要もいやだと思う。そして「天職」とは自分の選び取った仕事の中に限りもなく深入りし、少しでも立派なものにそれを仕立てようとする心映えを持ち続けることだろう。選ぶとは限定することである。何でもやろうとする人は結局ついに生涯ただの好事家に留まらざるをえない。


自己を見直す

2006-10-14 22:50:35 | 生き方
 自分の本音は隠しておこう、今はそれを出す時ではない、いま自分が求められているのは一つの役割を演じることだ、自分の本当に考えていること、本当の自分は成功したときに出すべきだ、とそんなふうに考えている人は、おそらく生涯にわたって役割しか果たせない部品のごとき人で終わるだろう。

推理したり、論理的に考えるようにしましょう

2006-10-11 07:19:12 | 生き方

 本来であれば、からだの運動とともに大脳を働かせることがよいのですが、よほど意識しないと、両方を同時に使うことは困難です。何かの大病にかかり高熱が続くとか、骨折を起こして入院したりすると、からだとともに頭を一緒に使うことができなくなりがちです。仮にからだが動かせなくとも、頭だけは努力して動かすようにすることです。病人、あるいはケガをしたとしても、頭を使わないようにすることは誤りです。

 頭を使うには、見ること、聞くことなどの刺激を受けることが必要なのです。テレビなどの映像などのようにすぐ消えてしまうものでなく、考えることが非常にプラスになります。周りの人も、推理したり、論理的に考えたりすることを提供するようにするとよいでしょう。


からだを使いながら老化を防ごう

2006-10-10 23:02:08 | 生き方

 歳をとると余力が少なくなりますから、限度を心得ながらからだを使っていかなければなりません。若い人なら、あるときに一気に頑張ることもできますが、歳をとってからは、小休みしながら切れ目なくいつも使っていくことが大切です。そのように、できるだけからだを効率よく使っていくのです。人間のからだは、心臓でも何でも、それを一時止めるのではなく、動かしながら、使いながら調節し、治していくというところに特徴があります。また、たとえば手だけ使うのではなく、足も、頭も、つまり全身をむらなく使うことが大切です。そうすることによって、体内の臓器も活発に動き、全身的な活力が発揮され、そのことが老化を防ぐのです。


何か新しいことをつくる

2006-10-10 08:33:44 | 生き方

 頭を使うことによって老化がくるのは、肉親や家族のことなどいろいろな意味での心労がいちばん悪いということです。心労があると急に歳をとります。急に記憶力が低下し、ぼけるということもあります。ストレスに対しては、運動をなどをすればその間ストレスから開放されます。人間は、動きながら心配したり悩んだりすることは生理的に不可能だからです。しかも、心労のないという人はありません。 ただ心配なことを考えなくてもいいような時間を持つことです。それは好きな趣味を持つことや仕事に熱中することです。それがないという人は、何か新しいことをみつけて始めることです。

 


自己をみつめる時間

2006-10-09 23:25:31 | 生き方

 現在の大都会の生活で最も忘れられているのは、退屈するという心の状態ではないでしょうか。何もしない、ボヤーッとして、退屈しきっている状態。これはあるいはいまの忙しすぎる都会の生活の中で唯一自分にかえる機会かもしれないのに。そのせっかくの機会をつまらない映像や、流行の音楽で使ってしまうなんてもったいないと思いませんか。


人間が人間らしく生きるには

2006-10-09 17:20:43 | 生き方

 とどまることを知らぬ購入、所有、廃棄、新製品の生産、廃棄という過剰な生産と消費の循環は、本当の意味で幸福をもたらしたといえるだろうか。すべては進歩の預言者のいうとおりになっただろうか。

 この過剰は確かに生活を快適にした。しかし、同時に誰をも一種の無力感に陥れた。なぜなら、その進歩と開発はとどまることを知らず、今度はどうやったらこの無限の悪循環から抜け出せるのか、誰にもわからなくなってしまったからである。

 この逃げることのできぬ悪循環は、絶えずこうささやく。「技術の進歩には限りがない。きのう新しかったものは、今日は古くなっている。」「いま金がなくても、それを買わなければ君は時代遅れになる。払えないなら後で払えばいい。」 

 私たちは、この過剰な生産と消費の悪循環のなかにどっぷり漬かりこんでいる。そのため、ここから自分を消費者ではなく人間として回復させるためには、まずこの私たちを包み込んでいる流れ全体に対してストップと手をあげ、立ち止まって、「人間が人間らしく生きるためには、一体何が必要で、何が必要でないか」を考える必要がありそうである。

 人間をダメにするのは窮乏よりも過剰であるかもしれないと、そこから疑ってかかる必要がある。


人と接することが老化を防ぐ上で大切なこと

2006-10-01 21:42:47 | 健康と美容

 いくら用心しても、老化は起こります。まず老眼が45歳前後から始まってきます。だんだん聴力が弱くなってきます。発語が不明瞭になってきます。年をとった人は話している言葉がどうしても不明瞭になります。聞いているほうの老人も「そうか、そうか」といい加減な返事をします。年をとると聴力が落ちることに加えて、識別力も下がるのです。音は聞こえているが言葉が識別されないということが起こります。年をとると視野も狭くなります。眼科医で視野検査を受けると、正常な視野はあるのです。「あなた、よいですよ」と言われます。ところが家では「楊枝をとってくれ」と奥さんに言ったりします。しかし、目の前に楊枝はあるのです。目のすぐ前だけを見て、そこになければ楊枝はどこにあるのかと聞くのです。広く見ようとする習慣がなくなるからです。眼鏡がそこにあっても、どこかと尋ねます。

  このように年をとると実際上の視野が狭くなり、言葉の識別力が下がるということが起こるのはやむをえませんが、そのほかに、老人になるとだんだんイコジになって孤立してしまうことがあります。どうすれば心の視野を広げることができるかということも考えなければなりません。老人が目もよく見えず、音もよく聞こえないと、つい自分の部屋にこもってしまいがちになります。老人は人との接触から離れると、老化が非常に早くなります。人に接することが老化を防ぐ上で大切なことです。


避けたい老化

2006-10-01 19:40:40 | 生き方

 私たち人間は死がくるであろうということを予測する生き物です。死が予測できるからこそ、いまの生命というものをどういうように使うのがよいかということが考えられるのです。いまの生命の使い方をどうするのか。老化する自然現象に従いながらも、よき先人を見習って知恵のある生活をすれば、無駄な老化が加味されないでしょう。その知恵を私たち先人は近代科学からもらって、日常の実践の中に活かしたいと思います。

  私たちの生活には老化を促進する因子が多々あります。動物性脂肪の多い食事が第一です。アメリカ人には、いままで日本人よりも10年早く、老化を早める動脈硬化が起こっていました。それは主に食事のせいです。一方、日本人はこれまでは食塩が多かったので、脳卒中になり、それで四肢の麻痺がくる。そのため自立できなく、寝たきりになりやすいのです。その意味でも私たちは塩分の多い食事を避けるように努力しなければなりません。

  私たちが若い世代に残すのは老人の知恵です。自分はこれをとったからこうなった、諸君はこれを摂らないように、ということを若い人に言わなければならないのです。どんどん欧米化していく日本人の食事にも警告を発すべきです。動物性脂肪を少なくし、糖分を摂り過ぎないようにすべきです。お酒は二合までが無難でしょうということです。