人体ではがん細胞が誕生するが、からだの免疫システムが、生まれたばかりのがん細胞を破壊することで、わたしたちの体が守られているのです。
からだの免疫システムは、ウィルスやバクテリアなどの病原菌が、外部から人体に侵入する敵を、退治するばかりでなく、体内で発生する異常細胞をも退治してくれるのです。
からだの免疫システムは、人体にとっての防衛軍としての働きをしますが、この免疫システムが弱まると、がん細胞を撃退することができなくなり、がん細胞が増殖することになり、がんが発生することになります。
からだの免疫システムの働きが弱まるのは、栄養素のアンバランス、細胞の老化、細胞の傷、過労やストレスなどが原因となります。特に、細胞の老化や細胞のダメージの原因となるのは活性酸素です。
過労やストレスを溜めないように、運動や休養をとることが大切です。強い免疫システムを獲得し、維持していくためには、バランスのとれた栄養素を摂り、適度の運動と休養をとることです。
また、笑いは免疫力を高めるので、笑いのある日常生活を心掛けることです。楽しい読み物や楽しいドラマを観ることなど、自分にとって楽しいことを積極的にすることです。