脂溶性ビタミン(A、D、E、K)は、人体の脂肪層と相性がとてもよいので、皮下組織の脂肪層に集まり蓄積します。しかも、一度、脂溶性ビタミンが蓄積すると、水に溶けないので尿とともに排泄されません。そのため、脂溶性ビタミンを過剰にとると、身体の脂肪層に蓄積されるのです。脂溶性ビタミンは、この蓄積された中から、毎日少しずつ消費されるわけです。
サプリメントでビタミンAを摂るときには、摂りすぎに注意しましょう。ビタミンAの摂りすぎを防ぐには、βカロチンで摂るといいです。それは、βカロチンから必要なビタミンAを身体がつくるからです。βカロチンは過剰症を発生させないからです。
脂溶性ビタミンは、脂肪分と一緒に摂らないと体内に吸収されないので、脂肪分のあるマヨネーズ、ドレッシング、ゴマ油と一緒にとることです。