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紫外線は美肌の大敵

2006-07-02 07:12:04 | 健康と美容

 地球に届く太陽光線は、赤外線、可視光線、紫外線の三種類です。このうち、私たちの皮膚に影響をおよぼすのは、紫外線です。この紫外線には、長波長、中波長、短波長があります。短波長はからだにとって最も有害ですが、地球の上空にあるオゾン層が吸収してくれるので、地表には届きません。地表に届くのは、長波長のUV-Aと中波長のUV-Bです。

 UV-Aは肌を日焼けさせる紫外線で、浴びるとメラニン色素が増えて、肌は黒くなります。そのうえ、UV-Aは肌の弾力を保っている真皮の繊維にまで届きダメージを与えます。UV-Aは肌の老化を進める紫外線なのです。

 UV-Bに長時間あたると、皮膚に炎症が起きて赤くなり、水分が奪われて、皮がむけてヒリヒリします。UV-Bは、皮膚をやけどさせる紫外線です。

 紫外線をあびると、皮膚の内部に活性酸素が発生します。活性酸素は、からだの細胞にとって有害なものですので、放っておくにはいきません。皮膚の内部に発生した活性酸素を吸収して、無毒化するのが、メラニンという黒色の色素です。

 皮膚の基底層にあるメラサイト(色素細胞)という細胞が活性化され、メラニンをつくります。作られたメラニンは、角質細胞に受けわたされます。こうして黒くなった角質細胞は、皮膚の最上部に押し上げられ、やがてアカとなって剥がれ落ちます。顔の皮膚での新陳代謝は約10日です。加齢や環境の変化によってこの新陳代謝が順調に進まなくなり、古い細胞がそのまま残るとシミの原因となります。

 ◆紫外線はさらに、波長の違いから、紫外線A・B・Cに分けられます。
  紫外線A 波長=320~400ナノメートル (UV-A)
  紫外線B 波長=290~320ナノメートル (UV-B)
  紫外線C 波長=200~290ナノメートル (UV-C)

  太陽光線は、波長が短いものほど、強力なエネルギーを持っています。
  紫外線Cは、地表には、届きません。
  地表に届くのは、AとBです。

 

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