みどりの地味な生活

日々のつぶやきと生活記録

良い夫

2010年11月29日 20時52分16秒 | 独り言
数ヶ月前に天下りで当社にやってきた上司。良い夫と書いて良夫さん。
良夫さんはとても上品な紳士で優しい。
奥様と二人暮らし。しょっちゅう旅行するようだ。資産家らしい。
「お金を使いきれないから貯まる一方だ」とおっしゃる。信じられない。
一体いくらあったら使いきれないのだ。うらやましすぎる。
先日の会社の慰安旅行の時も、川棚ボーイがお金がないので旅行は不参加と言ってたら
「それくらい俺が出すから、お前も参加しろ」と太っ腹な一言。私もあやかりたかった。
お金を使いきれないぐらい持ってるだけでも素敵なのに、
良夫さんは当番制で奥様と交代で食事を作る。
外でたくさん稼いで来て、食事の用意までしてくれる良い夫、良夫。
「まったく名前負けしてませんね」と私が言うと笑っていた。

そんな良夫さんから「みどりちゃん、僕が漬けたから食べて」といただいた。

白菜・赤かぶ・ショウガのお漬物。
丁寧にタッパーに詰めて、汁がこぼれないようにラップでくるんであった。
しかも美味しい。なんて素晴らしい良い夫なの、良夫さん。

ついさっきまで妹と電話で2時間ぐらいしゃべっていたので喉が痛い。
風邪気味なのに興奮してしゃべりすぎた。
お互いの夫の年収の話になった。
姉妹で夫の年収についてあからさまに話すのは初めてだ。
妹の夫は高給取りには違いないのだが
私の予想をはるかに超えていた。
私の夫の年収の3倍だったのだ。

  絶句

今、妹の夫は岐阜に単身赴任している。
午後9時頃には仕事を終え、スポーツクラブで汗を流し、帰宅する生活。
地域のマラソン大会にも出たりして、横浜に住んでた時よりもスレンダーになった。
私の夫は午後11時頃に仕事が終わってないけど、キリが無いので帰宅して、
食事を取り、すぐに寝る生活。私の夫が3人分働いて、妹の夫と同じ金額になる。
なんだか切なさと切なさと切なさをズッシリ肩の上に感じた。
私たち夫婦がどんなに頑張って働いても、絶対にかなわない。
ふぅ・・・。ものすごくビックリした。いや、悲しくなった。いや、重くなった。
ちなみに妹の夫の名前は良夫ではない。
が、良い夫の部類に入れてあげたい。