みどりの地味な生活

日々のつぶやきと生活記録

難行苦行

2010年11月07日 11時11分20秒 | 独り言
先日、北海道の夫の実家から生の鮭が一尾送られてきた。
長い発泡スチロールを開けると、ものすごい異臭。鼻がもげそうな勢い。
生なのに艶が無く、見るからに鮮度悪そうだった。
北海道から愛知へ宅急便を送ると送った翌々日にしか届かない。
だから生ものは冷蔵便で送らない方が良いのだ。
せっかく美味しい魚介類を食べさせようと送ってくれたのだろうが
届いた日には既に悪臭放っていることがある。
夫は実家に電話して「この鮭腐ってるぞ」と怒ったら
義母は「投げれば(北海道弁で捨てるの意)いいさ」。
「投げるような鮭送ってくるんじゃねーよっ」と怒り倍増の夫。

すると今日また鮭が届いた。
今回はガッチガチの冷凍便である。
しかも二尾。重い。デカい。
我が家の冷蔵庫は大きい方ではあるが、ガチガチに凍った鮭二尾が入るほど
広いスペースはない。普通の家庭にそんなスペースのある冷蔵庫はないだろ。
仕方が無いので箱から鮭を取り出して、ゴミ袋に入れ(大きい袋がこれしかない)、
冷蔵庫に入っているものを出して、棚を外した。

まるでバラバラに切断した遺体を冷蔵庫に隠しているようだ。

どうして毎回毎回尋常じゃない量を送って来るのだろう。
とうもろこしは50本、じゃがいもは20kg、ホタテは100個以上。
うちは2人暮らしだし、狭いアパート暮らしなので保管する場所もない。
岡田美里が堺正章と離婚する時に「お中元が山のように来て毎回うんざり」と言ってたが
その気持ちは分かる。それが離婚の理由にはならないけど。
とうもろこしは茹でて冷凍、じゃがいもは20kg全部夫の会社に箱ごと持って行ってもらい
会社で配った残りを我が家へ持って帰る、ホタテは加熱して会社の人に配る。
特にホタテは困る。届いた時点で発送から3日目なので生食は怖い。しかも少し臭う。
先日送ってくれた干物はガチガチの冷凍だったが、なぜか臭かった。
干物の匂いではなく、明らかに鮮度の悪そうな臭いなのだ。
加熱すれば問題ないが、量が多すぎる。そしてホタテの場合は貝殻の量がすごい。
ゴミの日までベランダに置いておくが、ものすごい悪臭を放つ。
言っちゃあ悪いが、ありがたいより大変迷惑に感じる事の方が多い。

私は生の鮭をさばいたことがない。夫に頼む。

お腹からイクラを取り出す。


お腹がぺったんこになりました。お腹の肉は薄い。

ここまでは夫がやってくれたのに、残りは私に託された。
気が重い。かなり嫌。


「鮭は捨てるところがないからねぇ~」と水曜どうでしょうで、大泉洋も言ってました。

頭も塩を振って冷凍。

大量のイクラしょうゆ漬け。初めて作った。味が濃すぎて辛い。