一生

人生観と死生観

予断を許さず

2009-02-25 12:48:26 | 哲学
2月25日 曇り
 「予断を許さず」とはどうなるかわからないと言うことであるが、社会の将来に見通しが立たず、とくに若者の就職などに差支えが出たら、それは大変なことである。もともと未来は正確な予測は出来にくい。しかし最低限の見込みを立てないと計画的な仕事は成り立たない。こういう時期に社会にでなければならない人々は気の毒である。今世界は不況の嵐が吹きまくり、さらに悪化する気配である。見通しはまったく立たず、企業はどうしてよいか分からず迷いに迷っている。こうしたときに人の心は不安に揺れる。波間に抛り出されたら運を天に任せるほかないかも知れぬ。そういうときでもこれは人類がみな滅ぶわけでもあるまいと開き直って、そのとき出来る最善を尽くす、救いは必ず来ると心のうちに思っている人は強い。予断は許されないがこの信念がその人を導くだろう。

最新の画像もっと見る