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一生

人生観と死生観

夏バテ旅行バテ

2007-08-14 18:52:46 | 生活
8月14日 晴れ 猛暑
 イヤハヤ暑さも真っ盛り、今年一番らしい。新潟旅行のあととてただでさえバテるのが、この暑さでは!
 胃腸が弱い私にはたいへんこたえ、もう三日も寝転がっている。こんなことでは八十歳まで生きられるか。自分を励ます積もりでブログに取り掛かる。小川正孝の生涯、とくにニッポニウムの復活のため何とか生き延びよう。
 

旅行を終えて

2007-08-12 20:02:02 | 生活
8月12日 晴れ
 私の郷里、新潟市西蒲区三門への4年ぶりの旅行を終えて帰宅、くたびれた。猛暑の中500キロのドライブを結構楽しむ。猪苗代湖は大きな湖で、まわりをまわるときれいな自然がいっぱい。年とってからの長距離運転を心配してくれる家族がいることはありがたいが、やはりそれなりに自戒は必要だ。
 三門で母ハナの40周年のお墓参りをすませ、そして甥たちに追悼のメッセージを語り聞かせる。こうしてわが家の歴史を世継ぎする慣わしを伝えるのだ。母の結婚式の写真が見つかり、1921年当時のことに思いをはせる。多事波乱の生涯だったことを思い、同情に耐えなかった。

いのちの杜に歌声起こる

2007-08-04 01:15:06 | 生活
8月4日
 嵐(台風5号)は北へ去りつつある。深い沈黙が時折の不協和音をともなって、戸外にある。
 いのち像を囲む集いを始めて10年、記念誌を発行できるまでに至ったことは言葉に尽くしがたい恩恵と思う。役員も今年少し若返った。いのちの杜と名付けたあの宮城県中央児童館の裏庭がいつまでも美しい自然を保つことを切望する。
 Kさんの紹介でユニークな印刷出版所に頼むことにした。見本のデザインはなかなかシックなものを手がける。いのちの杜にふさわしい表紙が出来上がることを望む。360ページ、カラー写真、楽譜つき、良いものになりそうだ。
 題名は「いのちの杜に歌声起こる」と決める。その名のとおりの歌声があの杜に響き渡ったことを忘れまい。

暑く勝つ静か

2007-08-02 21:46:21 | 生活
8月2日 
 台風5号宮崎に上陸。九州はしょっちゅう台風に襲われ、気の毒だ。いわきはまだ台風の影響は少ないが、嵐の前の静けさ。あつうーい。そして孫たちがいない静けさもあって、つっかい棒を外されたような奇妙なアンバランスな心理状態である。
 だれの小説の題だったか「風雨強かるべし」というのがあった。風雨は強まっても、やがて去り青空が見える。その青空に期待しよう。 
 

これからの日本

2007-07-31 11:41:51 | 生活
7月31日 うす曇り
 哲人タレスが星を見ながら歩いていて井戸に落ちた話。安倍首相が憲法改正をといて今度の参議院選挙に大負けしたことにたとえられ、タレスも迷惑だろうと思った。
 いま年金生活者はだんだん生活が苦しくなっているのは事実だ。税金が増えたのと、自動車の維持関係の費用の増加には悲鳴を上げたくなる。ガソリンの値段が高い。自動車がないと田舎では暮らせなくなった。近くに店がない。あったが閉店してしまった。バスが通っていたが、廃止された。だから自家用車を使わざるを得ない。80歳を過ぎた人が運転を止められず、危険が心配されている。生活の困難は年配者には行く先の黒雲だ。いやもうそのまっただなかだ。
 政治はこういうところに目を配らなくてはならない。それをやらないから、自由民主党は負ける。

長島愛生園元患者受賞

2007-07-02 15:09:17 | 生活
7月2日 雨
 今日の心にしみるニュースはハンセン病長島愛生園の元患者さんが音楽活動のゆえにスイスに行って表彰された話。68年も島にいて生活をしてきたという。文字通り音楽はいのちの糧となったのだ。彼のハーモニカがテレビに映り,「兎追いしかの山」、の曲が流れたとき、私は思わず目のうちが熱くなった。長い苦労の日々がこの人にあったであろう。そういえば私が田舎でアルバイトの中学校の教師をしていたころ、H というもっそりした感じの生徒がいた。この子は学校を卒業する頃いつの間にか村にいなくなった。うわさによるとこの子の家はいわゆるハンセン病の家系で、感染が起こった家族はどこか遠いところに行ってしまうのだ。悲しいことだがそれは事実らしかった。いま特効薬にとってこの病気が克服されたことはなんという人類の朗報であろう。

医学の進歩

2007-07-01 18:44:35 | 生活
7月1日 晴れ時々うす曇
 H 子さんが新しいパーキンソン病の治療を受けて、その後経過はよい様子。根本的な治療ではなく、進行を止める(遅くする?)ものらしいが、関係者にとっては朗報だ。難病はいろいろある。ひとつが克服されそうになると、つぎの新しいものが出てくるといった感じ。人類の戦いは尽きるところがない。
 彼女が本当に癒されるように。がんが直った話を別の人から聞いたばかり。彼女にも奇跡が起こればよいが。

お金

2007-06-26 16:39:10 | 生活
6月26日
 宝くじに当たって大喜びして、結局すってんてん、当たらなかった以前より不幸になった人の話が新聞に出ていた。お金はないと困るが、あり過ぎてもうまくない。人間は賢いようでとてつもなく愚かである。自己コントロールが利かないのだ。
 でも私はお金は使うべきときに使うよう心がけている。自分の先は何年か。もうそんなに長いとは思われないから、社会のために、友のために、子孫のためになにか永続するプレゼントを残したい。今度のいのち像十周年に関する本もそのひとつ。
 お金は使いようだ。よい人が良いアイデアを出せばその効果は何倍かになる。私の周りによい人がいるので、ほんとに大助かりだ。よい人は一種の連鎖反応でよい人を集めてくれるのだ。

自惚れ屋

2007-06-25 20:57:13 | 生活
6月25日
 人間は自己中心であるのが普通。したがって多くの人は自惚れやであると思いきや、常識が働いて自惚れは程よくおさまる。私は余り自分を利口と思ったことはないが、時として自分のアイデアに夢中になり、よい考えが浮かんでくるとまるで自分が天才のように思ってしまうことがあるらしい。子どもっぽいことだがそれで自分が幸せになるならそれもよいではないか。
 ここ十年私が関わったニッポニウム再発見の経過を思うと、余り運がよすぎて空恐ろしくなることがある。セレンディピティーは私に強くはたらいた。幸せものの私に今日私の労作の文の掲載された雑誌が届いた。ああ。

2007-06-23 10:08:07 | 生活
6月23日
梅雨の中休みは快晴。しかし暑くなりそうだ。
 春は曙、夏は朝、秋は夕暮れ、と来れば次は冬、こんな暑いときには寒い冬の夜炬燵にあたりとりとめのない話に過ぎるひと時を思うのがよさそうだ。
 新潟市で過ごした少年時代、みんなの生活は貧しかった。ストーブはなく、また都会ゆえに囲炉裏もなかった。炬燵であっためた身体を布団にもぐりこませて、それで寝るのだ。朝起きるとき耳たぶが冷えて痛いほどだったなあ、そんな思い出がふっと浮かぶ。