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一生

人生観と死生観

米百票の精神いずこ

2007-10-05 09:28:54 | 生活
10月5日 晴れ
 昨夜仙台の伊藤俊子さんから驚き情報!宮城県中央児童館来年3月閉鎖予定とのこと。理由は建物老朽化、建て換えの予算がない。耐震基準以下の建物は地震の際に危険で,放置できないとのこと。補強するにしても3000万円の経費必要とのこと。
 情けない話だ。県は財政危機に際して弱いところから、抵抗の少なそうなところから予算を削ってゆく。こうなれば一大キャンペーンを起こすほかあるまい。米百俵の精神、すなわち戊辰戦争に敗れた長岡藩が米百俵の援助を受けたとき、歯を食いしばってでもこれを売って金に換えて学校を建て、教育に使った、現在の生活の苦しさに耐えて将来の復興をみすえること。これは小泉首相が就任したときに言った大事な方針だった。宮城県知事にはそういう心もないのか。猛省すべきだ、村井知事よ!

感想

2007-10-01 23:14:32 | 生活
10月1日 
 東京より帰る。東京で昨日予防接種改革記念の集い2007を実行。白井哲之氏と大野正男弁護士の追悼行事をいれた。ワクチン禍被害者救済のドラマについては
秋山弁護士が語った。わたしもワクチン禍の諸問題のフリートーキングで司会をした。総勢三十数名、これだけ来てくれれば大勢とは言えないまでも語り甲斐もあろういうものだ。ワクチン禍は少数者の問題だが、深刻度も大きいから決して軽んじてはならないのだ。効く、効くと掛け声は盛んだが、本当に効いているかどうか分からないインフルエンザの予防接種の時期も迫っている。追悼行事では白井哲之氏の話で涙ぐみ、絶句する人、泣く人もいた。長い裁判の思い出は尽きない。本当はもっと時間を取り、もっとじっくりと話し合いたかった。盛り沢山でそこまで至りつかなかったのが残念だ。

NHKの取材記者

2007-09-27 10:33:56 | 生活
9月27日 晴れ、天気くだり坂
 昨日NHKから教養放送「知るは楽しみ・・」の予備打ち合わせ(兼取材)のためいわきの自宅に来る。主に小川正孝、鈴木梅太郎ら日本の科学の先駆者たちの不完全に終わった、あるいは評価されなかった業績についてのことであった。文科系出身の人であるにもかかわらず、なかなか勉強していると思った。私の著書『科学に魅せられた日本人』『化学者たちのセレンディピティー』を買って読み、それを持参した。1時半から4時ちょっと過ぎまで話した。

 まだ話が煮詰まらず、もう一度話を聞きに来るとのことだった。

平穏な午後

2007-09-16 17:20:43 | 生活
9月16日 晴
 私の誕生日は穏やかな秋晴れとはいえ暑い日。ただし空の雲は秋の形になっている。異常気象のためかこんな天地の不揃い現象が起こっている。康一家と薄磯海岸へドライブ。私とR子の誕生日の合同お祝い会。Southern Pacific Hotel というしゃれた6階建てのホテルでお昼の会食パーティー。岩と岩とにはさまれた海岸に立つホテルの最上階から太平洋を望む景色は素晴らしかった。その後海岸に出て,鳴き砂をふみたいと思ったのだが、うまく鳴らない。この日ごろ水分の多いせいか。しかし海岸の水成岩質の岩や、奇怪なライオンの顔のような、飛び出し岩が面白く、子どもたちは大喜び、時の経つのを忘れて遊ぶのだった。家族とともに平穏な午後を感謝する。

雑感

2007-09-15 20:27:05 | 生活
9月15日  晴れ 暑い
 明日は私の誕生日だ。去年は仙台で荒川静香さんのアイスショウを見たのがお祝いだった。ゴージャスだったが、疲れた。ありがたいことだったが、年老いてくると平々凡々のやり方のほうが疲れない。息子たちに言っておきたい。
 私と嫁のR子の誕生日が同じとは珍しいこともあるものだ。誕生日の占いなるものが世の中にあるらしいが、上を目指して進む人生行路に占いは余分だ。宿命論にはまるとよいことはない。運命を乗越える、それが私の今までの人生だったと私は思っている。しかし大きな、深い意味での運命はあるかもしれない。神のみぞ知る
人の定め。

初校終わる

2007-09-14 20:05:57 | 生活
7月14日 晴
 いのちの尊厳を考える会の十周年記念誌「いのちの杜に歌声起こる」のゲラ刷が昨日届き、今日までに校正が終わった。概してプロらしい正確さの労作である。
明日発送するつもり。写真その他未完の部分があるが、それはこれからのこと。
 23日に役員会を開き、紹介するつもり。多分よい印象を持たれると思う。十年の決算は成功ということだ。感謝!

驚き!安倍首相退陣

2007-09-12 15:22:10 | 生活
9月12日 
 3回分日付けが間違っていた。大変遺憾である。
 今日の驚きのニュースは安倍総理の突然の辞任。いずれは辞任しなければならぬと見られていたが、国会で所信表明演説をやった直後の唐突な辞任はいかにもタイミングが悪い。この人はやはりお坊ちゃんでひ弱な人という印象が強い。
 国民生活にこんな国会のゴタゴタは影響しないはずはない。本当に困ったものだ。これから政治がどうなるにせよ、国民の、国民のための政治でなければならない。一気に二大政党制に行くかどうか、簡単に予測できないが、いままでの自民党はおごり高ぶって、勝手放題、たるみは閣僚辞任の理由にもよく表れていた。事務所経費のずさんな処理、一人や二人ではない。次から次へと出てくるではないか。
二大政党になればその点少しは改まるかも知れない。しかし二大政党では少数の目覚めた人たちを代表するミニ政党を無視することが起こりうる。これが良心の自由や思想表現の自由など近代的な文化概念を押しつぶす方向に進むことがうまくないのだ。いずれにしても日本人は政治社会の歴史的経験を積み上げて賢く成長してゆくほかない。

美しい国の美学

2007-09-11 10:03:05 | 生活
9月12日 雨
 安倍首相には困ったものだ。今朝の新聞を開いて第一の感想。東北に遠いルーツをもつこの首相のことはわがブログに再々取り上げてきた。
 アメリカの要求第一と特措法延長、あるいはこれに替わる新法を議会に提出し、参議院で通らなければ、衆議院に戻して再可決することも年頭においているらしい。ごり押しもいいところだ。
 日本人の平衡感覚で、安倍政権は危ういところがあると感じられたので、この前の参議院選挙は自民党大敗となったのだ。憲法改正のための投票法、教育基本法改正その他つぎつぎにごり押しする姿勢がマスコミだけでなく、一般人の目に危険と映った。一般国民と政治家の間に乖離が生じている。こんな時に我意を通そうとする安倍首相は国民のためにならない存在である。
 まだまだ強情張ろうとする首相だが、いさぎよいことも美しい国日本の美学だ。

孫の迷い

2007-09-06 15:22:09 | 生活
7月6日 曇り時々雨と晴れ
 台風近し。今朝も孫を学校に送る。今週学校が始まって以来少し元気がないのが気になる。小学校はのんびりした田舎の公立小学校で、ガツガツ勉強させるところではなかった。本人算数が得意で国語は苦手。テレビばっかり見ているから、読書力もつかず、それが現代風の子どもだと放置していた。どうもこれでは困ると思い、少し教育したら効果があって小学校の成績は最後の段階でオール3(というのか?3段階評価で)に達した。馬鹿ではなかったと一安心。中学校は中高一貫の学校に入った。入学時は何とか入れて、夏休みが終わったところで、成績は上位三分の一のところまで来た。本人ここらで草臥れてしまい、ノンビリ休みたくなったらしい。性格は良い子で友達にも好かれるが、気弱なところがあるというわけだ。私は彼に東大に入れの、医者になれのと言わないことにしているが、先生がそういう雰囲気なので煽られるのだろう。東大だけが良いわけでもなく、人生いろいろな選択肢があって一生懸命やればどの道もそれなりに面白い。ナンバーワンよりオンリーワンである。
 しかしそのオンリーワンの道を見つけるまでが迷うのでと彼の弁。無理もないが少し楽天的になることを奨めたい。心と身体の健康第一なことはいうまでもない。 孫よ、じじいの望みはきみが自立した大人になることだ。高望みでも低望みでもない。なるべくもって生まれたものを生かして世の中に役に立つ人間になってくれたらそれでいい。

台風迫る

2007-09-05 19:59:40 | 生活
9月5日 雨
 台風9号小笠原の近辺。いわきは午後時折烈しい雨が降る。自然の荒々しさを身に沁みて思う。
 孫のHは合宿研修だというのにこの天気では困ったものだ。どうなることか。
 晩学のパソコン操作は手間もかかり億劫だ。時代が要求する便利な装置がIT弱者の煩いのもととなる。昨夜睡眠がよく取れなかったためと、今日の蒸し暑さのため、気分は良くない。何となく愚痴っぽいのはそのせいだろう。これ以上はぼろが出るから執筆すまい。