先日の教室です(12月17日 小玉精子先生)。
当日は初めて見る、直径20㎝はあろうかというデカい果物がデーンと。
モチーフ担当の方に名前をお聴きしたら“獅子ゆず”とのこと。
モチーフは上掲のように大きく分ければ
この大きなゆず、八重の椿、右にある数種類の柑橘類・・・。
私はこのデコボコ感に絵心をくすぐられ、
迷うことなく、この前に陣取り。
教室では鉛筆書きにとどめ、帰宅後絵具を乗せました。
不規則なデコボコ感・・・苦労しながらの色重ねでした。
これを“あっさり仕様”で描くには、このゆずのような厚い皮を、
一皮二皮剥かねばならないようです。
開いた“八重椿”も捉えどころがありません。
この種の花は、いままで何回か描いた経験でなんとか。
ところで、“鬼ゆず”とも言われるている“獅子ゆず”、
“ゆず”ではなく“ぶんたん”(ぼんたん、ざぼん)の仲間だとか。
その形相から魔よけの縁起物や千客万来(実入りが多い)の飾り物に使われたり、
皮や果肉を砂糖漬けにしたりして活用されているようです。
いつも見て通る近所のお庭に沢山なっている。
「獅子ゆず」というんですね。
お庭の生り物そのもの、生きている感じです。
柑橘類も新鮮に描かれていますが八重椿の複雑な花弁、つやつや葉っぱも生々躍動、生きのいいのは見て元気をもらいます。
話は変わりますが、私は何時もこのブログを開くときは「お気に入り」から見ているため気が付きませんでしたが、昨日ヤッフー検索サイトでタイトルを入れて見てビックリでした。一番最初に出てきて、三番目か四番目に画像だけ出ているところが有り、そこにはこのサイトの絵が満載でした。流石と感心するとともに改めて敬服です。