古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

あかりをつけましょぼんぼりに おはなをあげましょもものはな・・・(教室にて)

2023-03-13 07:00:19 | 静物(彫像・置物・人形など)
先日の教室(3月2日 新百合絵画研究会)です。翌日が雛まつりということもあり、三つのモチーフのうち、二つがこれに関連したものをご準備いただいていました。お人形さんのセットと桃の生け花で、これらを一緒にし、バックに共通の屏風を仕立てて描かせていただきました。前にも書きましたが、自分は子供も孫も男の子ばかりでしたので、女の子のお人形さんなどを目の前にすると、何か面映ゆいというか気後れ感があるから不思議 . . . 本文を読む
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野道に水仙

2023-03-06 07:00:12 | 風景(花)
つい先日マンション前の公園入口で、水仙が数輪咲いているのを見かけました。この水仙を少しばかり群生させ、春霞のなか、残雪バックの野道仕立てで描いてみました。春告〇と書いて、“はるつげ”と呼ばせる、何とも粋な表現。春告鳥は鶯、春告魚は鰊(ニシン)(鰆(サワラ)ではなく)、そして春告花は水仙といきたいところですが、こちらは梅とのことです。でもこの水仙は春より更に前に、「雪中花」と . . . 本文を読む
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レトロな火鉢など(教室にて)

2023-02-27 07:00:09 | 静物(彫像・置物・人形など)
先日の教室(2月16日 新百合絵画研究会)です。火鉢と急須をご準備いただいていました。レトロで存在感たっぷりの火鉢。木製で金彩花柄と木目の模様がきれいです。その左にはおしゃれな急須。色合い、容(かたち)とも粋な味わいを感じます。教室では火鉢の模様を鉛筆描きで試みましたがうまくいきませんでした。帰宅後描き直しましたが、火鉢と急須のほか、冬の花を添えてみました。(火箸も)主役は火鉢であることは決まって . . . 本文を読む
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梅の香を袖に移して留めては・・・(高野切第一種(巻第一)を拡大臨書)

2023-02-20 07:02:17 | 書道
よみひとしら須むめの可をそて爾う徒し天とゝめては 者るは春くと无可た美ならまし読み人知らず梅の香を袖に移して留めては 春は過ぐとも形見ならまし高野切第一種(以下「第一種」とも)の拡大臨書を続けております。(半切縦略9/10大)(全部をおろした小筆使用)古今和歌集巻一春歌上の46番歌です。時季にあわせて梅の歌を書きました。変体仮名が入ると??ですが、漢字を充てれば何となくわかったような気分になります . . . 本文を読む
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カーネーションにストックなど(教室にて)

2023-02-13 06:59:22 | 静物(花)
先日(2月2日)の教室で、カーネーションやストックなどを描かせていただきました。このモチーフを前にした最初のイメージは“色の配置がきれいだなあ!”奥のストックは色違いの3輪、カーネーション4輪は色違い、模様違い・・・その色といえば・・・有彩色の間の補色関係(赤と緑、黄と紫)、無彩色(白黒)の対比、数か所での赤と白の対比、同一色(緑)の中での濃淡の変化そして全てを飲み込んだ黒 . . . 本文を読む
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むかしむかし浦島は・・・(教室にて)

2023-02-06 06:59:16 | 静物(動物)
突然に海中の亀の絵で失礼します。先日(1月19日)の教室では、それは立派な亀(剥製の置物)と松などが添えられていました。ともに長寿を願ったり祝ったりする代表的なモチーフでしょう。教室では専ら亀の模様をどう描くかだけに終始しました。家であらためて描き始めると何やら海の中での亀を描きたくなりました。亀とカラフルな珊瑚を組み合わせた透明な海中での情景です。今回の絵は、実際の写生とは違った、あえて言えば& . . . 本文を読む
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袖漬(ひ)ちて掬(むす)びし水の・・・ 春霞たたるやいづこ・・・(高野切第一種(巻第一)を拡大臨書)

2023-01-30 07:00:51 | 書道
春の立ちける日よめる   紀貫之袖漬(ひ)ちて掬(むす)びし水の凍れるを 春かた今日(けふ)の風や溶くらむ題知らず 読み人知らず  春霞たゝるやいづこみ吉野の 吉野の山に雪は降りつつ先週の一番歌に引き続き、高野切第一種の書き出し部分の二番歌、三番歌です。(半切縦1/2×略2枚)高野切では、前回臨書しました個所と同じページにあり、この合わせたページは、仮名教室などで課題として出 . . . 本文を読む
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年の内に春は来にけり一年を・・・(高野切第一種(巻第一)を拡大臨書)

2023-01-23 06:59:43 | 書道
旧(ふ)る年に春立ちける日よめる在原元方年の内に春は来にけり一年を 去年とやいはむ今年とやいはむ高野切第一種を拡大して臨書しました。(半切縦1/2大×1.5枚)全20巻、約1,100首ある古今和歌集の、“仮名序”の次に来る 第一番歌です。実は恥ずかしながら古今和歌集を“和歌集”として体系的に学んだことはありません。このブログの書 . . . 本文を読む
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布袋さんを描く(教室にて)

2023-01-16 06:59:29 | 鉛筆画 木炭画
正月明け早々の1月12日に、今年初めてとなる教室(新百合絵画研究会 小玉精子先生)が開かれました。七福神のひとつ 布袋さんを描かせていただきました。モチーフは3か所にご準備いただいていましたがそのうちの1か所に赤い達磨さん主役のところがあり、この布袋さんはそこでの脇役としておいてありました。大きさは達磨さんの半分弱、地味ではありますが何ともいえない味わいを感じました。布袋さん本体は金属製でほぼ同一 . . . 本文を読む
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賀(明けましておめでとうござます)

2023-01-10 06:59:23 | 書道
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。年末年始は色もの(水彩)を忘れ、白黒(書道)オンリーの日々でした。「賀」一字と高野切第一種の書き出し部分を練習しました。今回はこの「賀」をアップさせていただきます。(半切略1/6大)賀正、祝賀、慶賀など、一般的にめでたい事や祝い事の言葉として使われているようです。また地名にも、伊賀、遠賀、加賀、甲賀、滋賀、そして僭越 . . . 本文を読む
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「シャクナゲがほぐれ・・・」「筆を洗う」(出展作品)

2022-12-26 06:59:24 | 静物(全体)
先日開催の作品展で自分が出展した2点です。「シャクナゲがほぐれ・・・」と「筆を洗う」で、拙ブログでアップしていたのを額装したものです。この春には新しい教室への入会、つい最近はパソコンの損壊などいろいろありましたが、何とか越年できそうです。今年はこれで納めさせていただきます。コメントをいただいたり、励ましていただいたり、閲覧いただいた方々に厚く厚くお礼申しあげます。来年は1月10日(火)から始め、そ . . . 本文を読む
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紫陽花のドライフラワーなど(教室にて)

2022-12-19 06:59:30 | 静物(花)
今春入会の新ゆり絵画研究会の作品展は多くの方のご来館をいただき、14日無事終了しました。ありがとうございました。今回アップした絵は、その翌15日、本年最後の教室で描いたものです。主に紫陽花のドライフラワーで、これだけ多くを描くのは初めてのことでした。瑞々しく鮮やかな生花と違ってドライのそれは地味ではありますが、渋さ、奥深さ、上品さがあります。若い女性の間ではこのドライフラワーをとり入れた服飾やブー . . . 本文を読む
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作品展準備中の光景

2022-12-12 06:59:27 | 人物
新ゆり絵画研究会(小玉精子先生)の作品展を現在開催中(12月9日~14日)ですが、その準備中(8日)の光景を描いてみました。コロナの影響で、私にとっては丁度2年ぶりの出展となりました。出展者25名、会場全体もこの絵の約2.5倍の広さになり、その内の一部を描かせて頂いたことになります。実は拙ブログ、今回は自分が出展中のそれをアップする予定でしたが、準備中の会場を見て、急にこの光景を描きたくなりました . . . 本文を読む
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日本人形

2022-12-05 06:59:05 | 静物(彫像・置物・人形など)
後で述べますパソコンの損壊で2Wほど失礼致しました。日本人形を描きました。先日(11月17日)の教室です。それは立派なお人形さんをご準備いただいていました。このお人形さんはそのお顔といい、おめしものといい何か高貴な気品を感じました。全体の構図を考えるとき、お人形さんとその台座や敷物(毛氈?)は一体的なものでしょうから、バックをどうするかが焦点になります。着物の柄が結構細かいので、バックはあっさりと . . . 本文を読む
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紅茶セットにケーキ

2022-11-14 07:00:04 | 静物(彫像・置物・人形など)
先日の教室(11月10日 新百合絵画研究会 小玉精子先生)です。紅茶セットとケーキが準備されていました。描く手順と陶磁器の質感がポイントのようです。白っぽいものを描くときのいつものやり方、鉛筆での下書きのあとは、先ずバックから入りモチーフの容(かたち)を決め、それからそれぞれの細部に、の手順で描きました。陶磁器類の質感は、赤、青、黄の3原色の混色でグレーを作りますが、部位に応じ、赤がかったり、青が . . . 本文を読む
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