東京都の小池百合子知事は記者会見で「通勤を含め、エッセンシャルワーカー
以外の方は可能な限り東京へ来ないでいただきたい」 と訴えました。
ただでさえ人が多い東京都に通勤や様々なイベントなどに観覧・観戦に訪れると
それだけ人と人の間隔が詰まってしまうので、そう訴えるのがいいと考えている
のでしょう。しかし、自粛生活が始まってから1年以上経過し、絶妙な言葉使い
による訴えが効かなくなっているのではないでしょうか。
テレワークひとつとっても自宅では落ち着いて仕事ができないという人もいます
し、制限付きではあるものの各種スポーツ・イベントではお客さんを入れて開催
しています。国や自治体はこれ以上借金をしたくない、何とか呼びかけと従来の
補助金で乗り切りたいというのが本音でしょう。しかし、変異ウイルス感染者が
増える状況で今のやり方のままでいいのか、たまには聞きたくない声にも耳を
傾けてくれるとうれしいです。