トイレで何か探して読もうと押し入れの戸を開けて物色していたら阿奈井文彦という名前が飛び込んできた。おお!久しぶりに目にする名前だ。Googleで検索したら亡くなっていた(1938年~ 2015年)それで改めて読み直した。本書は職人ともいえる職業の自慢と打ち明け話です。もう半世紀が経過すると本書に登場する仕事を愛していた48人の職業は、半数ちかくが消滅している。駅の切符の検札係(キセル取り締まり)・屋台車を作る職人・チリ紙交換・川の渡しの船頭・赤帽(鉄道駅)・下駄屋・学生帽子屋・かけはぎ屋・紙芝居屋・両替屋・銭湯の背景富士山を描く人・オイラには懐かしい商売だ。ビックリしたのは大昔は海外旅行へ出かける時は、男は腹巻をして用心していたのだね。今から50年後を想像すると今ある職業では何が消えているのだろう?そして昔も今もこれからもある職業はガラス磨く人だと思う。AI技術も影響するだろうなぁ・・・。まぁブログというサイトは消えているだろうなぁ。
PS昔々 阿奈井文彦の「アホウドリ」シリーズを読んでいた記憶があるので、再度押し入れを探したが、きょうは見つからなかった。