オイラは旺文社文庫の1965年初版「吾輩は猫である」を読んで大学進学の勉強を止めてしまったのだ。こんな面白い世界がある。役に立ちそうもない微分積分や英語などは自ら放棄したのだ。と書けば恰好がよいが、真実は勉強についてけなくて自ら逃避したのだ。岩波書店から「吾輩は猫である」を読んでいたが、やっぱり旧かなつかいは読みずらいので、新かなつかいをしてある旺文社文庫を取り寄せた。旺文社文庫は、すでになく中古本でしか手に入れることしかできない。
PS オイラが呼んでいたのは箱入りの文庫本で今では考えられないほど豪華な文庫。