昨夜の王位戦は、80手で千日手が成立。16時14分から指し直し局が、藤井聡太王位の持ち時間は1時間・渡辺明九段挑戦者の持ち時間が2時間20分。そして先手後手の入れ替えがあるので、指し直し局は渡辺明九段の先手で始まりました。そして挑戦者の渡辺明九段がAI評価で99%対1%で勝利すると評価が出ていたのですが、渡辺明九段が詰ます筋道が分らなかったようで、劇的な幕切れで藤井聡太王位が逆転勝ちをした。
普段の渡辺九段なら、簡単に詰み筋を見つけたんでしょうが、二日間も藤井王位と対戦して最後の最後、あと一歩という局面まできて、疲労困憊していたのでしょう。敗れてしまいました。藤井王位も勝利をものにしたが、敗者のような顔をしていたのが印象的でした。