右側のウルド昆虫記「バッタを倒しにアフリカへ」光文社2020年刊は、児童書となっている。読みやすいし送り仮名もふってある。そして難しい言葉は注釈もつけてある。そして写真が豊富に掲載されている。どちらを読んでも面白い。作者は 少年の頃から憧れた昆虫博士になったのは良いが、職業として日本では成り立たない。どうしてか?日本ではバッタの被害はないからだ。このまま生業として昆虫学者を目指しても喰って行けなければどうしょうもない。そこで世界に目を向けると、アフリカのバッタ被害に誰も本格的に取り組んでいないことに気が付いた。アフリカ北部のモーリタニアへいくことにしたのだが、モーリタニアは歴史的な大干ばつでバッタが居なくなってしまった?・・・バッタは大発生するのか?バッタから世界を救えるのか?そしてバッタを倒して作者自身も救われるのか?
PS 本書の続編が2024年の同じ光文社新書から発売になりました。当然オイラ購入したのですが・・・姿が見えない。現在!家中を探しています。