卒業 別れと希望
曇天の桜満開、早散りゆく中、卒業式の装いが行き交う
マスク姿を除けばコロナ禍などないかのよう
卒業という儀式は、悲しみの別れ? それとも希望の始まり?
永いようで短かった人生
転校、卒業、就職、転勤、定年、葬儀--
多くの別れと出発を繰り返してきた
それらは悲しみの儀式? 希望の儀式?
悲哀が満ち溢れる中で、私はいつも思いは別で、先を見て喜んでいた気がする
時には微笑んでいたかもしれない
私自身の今年の別れは静かだ この静かさを楽しむことにしよう
新しい経験だから 来週にはどのような日々が始まるのであろうか