会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

ベラ・チャスラフスカ

2015-01-03 14:04:57 | スポーツ
この名前に聞き覚えがある方も多いことでしょう、夕べNHKでドキュメンタリーを放送していたので録画して先ほどまで観ていました。

1964年の東京オリンピックでの印象は強烈なものでした、綺麗というよりは美しい、名花そのものでした、10点満点を連発したのは凄かったです、ロサンゼルス大会での10点満点の大安売りとはレベルが違います。

生々流転の人生を生き抜いていたことがよく分かりました、人生の頂点とどん底を経験してきたのです。

現在72歳、番組の最後で家の中から踊りながら庭に出ましたが実に優雅で最後にはペタッと大地に前後に足を開いて現役時代を彷彿させるフィニッシュを見せてくれました、このとき庭には雪が積もっていたのです、しかもそこを裸足で。

確かに体型はあの年配のヨーロッパのご婦人方の体型ですが歩く姿が実に若々しく、無理にそれを装っていないのです、街中でたまに見かけますが私は元気で若いんだとばかりに歩いているご婦人がいます、そんな人ほど無理してるなと感じます、ところが彼女、後ろ姿だけを見ればどう見ても40から50代です。

今の器械体操を観たいとは思いません、特に床運動は優雅さがまるでありません、単に曲芸化しているように見えるのです、男子はそれでも良いのです、女子の床運動の優雅さ(セクシーさ)は新体操へと分業化されたのですね、時に優雅に、時に弾けるように、時に力強く、昔の器械体操にはそれらが見事な調和を見せていて観ているものをしてワクワクさせたのです。

以前に触れたことがあるかもしれませんが学生時代は器械体操をやっていました、現在男にも新体操があるんだとか?そんなもんやめてください。