会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

世界遺産

2013-05-05 10:27:30 | いろんなこと
富士山が世界遺産に認定されるらしいですね、結構なことです、だが自然遺産としてではなく文化遺産としての登録だそうです。

遠くから見るとほんとうに綺麗ですがトイレは垂れ流し状態が永く続き一般登山道はかなり俗化されているようです。

世界遺産を残す意味は?

正直良く分かりません、世界遺産に指定されるとそれらに関わる人々はそれぞれが悲喜こもごもで経済効果を期待する人々、人が増えすぎて大変だと思う人々、指定を取り消されないようにこれから大変だと言う人々・・・。

本来遺産というものは・・自然が成り行きに任せて変わるが如く変わるもの、いずれは朽ち果てるもの、もし数百年後数千年後、周りが変わってしまってなお今の状態を「無理矢理」残すことにどれだけの意味があるのだろうと思うのです、そこにはその土地で暮らす人々がそのために犠牲を強いられているかもしれないのです。

人々の利便を確保せんがために止む無く開発の手を入れ、指定を取り消された世界遺産もあるようですね。

われわれはそんなニュースを知れば特に自然擁護派の人たちは眉をひそめるだろうし一般の人達の中にもそんな思いを抱く人もいるのではないでしょうか。

その土地の人々が遺産を守るべきか人々の最低限の利便を追求すべきか選択を迫られた時その決断を理由もなく非難することほど恥ずかしいことはないのではないでしょうか。