場末の雑文置き場

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「CLANNAD」 キャラクター別感想

2014年11月15日 | ゲーム

主人公の朋也とメインヒロインの渚についてはここで大分書いたので、その他のキャラについて。


坂上智代
ヒロインの中で一番好き。かっこいい女の子だと思う。頼りになるし、さっぱりした性格で常識にとらわれないところがいい。
ただ、完璧人間過ぎるところがちょっと鼻につくかな。嘘くさいし。野球経験が全くないのに野球部のレギュラーをあっさり倒すエピソードは、さすがにどうかと思った。しかも、野球だけじゃなくどんなスポーツもこなせるとか。そんな奴がいたら、ずっと一生懸命練習に打ち込んできた人たちがあまりにも可哀想だよ。
あと、春原のこと蹴りすぎ。あんなに連続で蹴られたら死ぬよ。これがなければもっと好きになれたんだけどなあ。
智代シナリオの終盤で朋也と智代が引き離されそうになるけど、これは周りの人の言うこともわかる。確かに朋也は智代にふさわしくないし、才能溢れる智代を駄目人間にしている。確かにこういうことは本人たちの意思に任せるほうがいいんだろうけど、やっぱい別れたほうが智代のためだと私も思った。
ラスト、朋也がモノローグで「俺がこの子を守れるように」と言うのにもゲンナリ。守れなくていいからまずは迷惑かけないようにしろよ。


藤林杏
人気があるみたいだけど、私は苦手なタイプ。すぐ他人に暴力を振るうし、横暴だし。こういう女の子がたまに優しいところを見せたりするのがいいのかもしれないけど、ちょっとなあ。
しっかり者で面倒見がいいところはまあ、魅力的だと思う。Keyヒロインには(多分)珍しく、天然ボケじゃないところも。ことみシナリオではいいとこあるじゃん、と思わせてくれた。でも好きじゃない。


一ノ瀬ことみ
本人以外のシナリオに一切登場しないので印象薄かった。あのピントのずれた感じとか、それでいて秀才らしいところとか、設定がわざとらしくてちょっとなあ。
でもシナリオは良かった。ラストは感動して泣きそうになったくらい。


伊吹風子
年の割に子供っぽすぎる。ことみもそうだけど、性格があまりにもマンガチックで現実感なさすぎて、違和感がどうしても拭えなかった。でもKeyヒロインって大体みんなこんな感じなのかな。


春原陽平
不良っぽい金髪野郎なのに、一人称は「僕」っていうギャップが可愛い。顔も結構可愛い。
アレな行動をとるときもちょくちょくあるけど、基本的にはいい奴だと思う。アフターストーリーではわざわざ遠くから来て、朋也の頼みを聞いてくれた。高校時代に散々ひどい目に遭わされてるのに。でも、朋也は春原に何もしてあげてないよね。自分からは会いに行かないし。呼びつけただけだし。
朋也の方がモテるけど、春原のほうが朋也よりよっぽどいい奴だと思う。普段はともかく、肝心なところではちゃんと気がきくし。いつも皆から馬鹿にされてひどい扱いを受けているけど、何もあそこまで、とちょっと引いてしまう。
高校生時代はヒロイン達を食うほど出ずっぱりだったのに、アフターストーリーでは出番がほとんどなくて寂しかった。


藤林椋
私は結構好きなんだけど、なぜかビッチ呼ばわりされている人。最初は朋也が好きだったくせに、すぐに勝平に惚れてしまったところが気に喰わないようだ。
いるよね、女をすぐビッチビッチ言う奴。独占厨っていうのかな? 主人公(=自分)以外の男になびく女が嫌いな奴。
すぐ勝平に乗り換えるなら主人公への気持ちはなんだったの、とか言われてるけど、軽い気持ちで人を好きになったっていいじゃない。たかが恋愛のことをそこまで重く考えなくても、と私は思う。そもそも、振り向いてもくれない人をいつまでも想っていなければいけない理由がどこにある?
主人公だってルートごとに別の女の子を好きになるのに、なんで女の子は振り向いてもらえなくてもずっと主人公一筋じゃなくちゃいけないんだろう。


芳野祐介
ポエマーなお方。
本編ではなんのためにいるのかわからない人だったけど、アフターストーリーでは大活躍だった。さりげなく教師と結婚しているのがすごい。


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