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「科捜研の女 season19」第17話・第18話感想

2019年10月26日 | 映画・ドラマ

ネタバレ。

第17話の最初の方で犯人がもう一人いるらしいことが示唆されたのは気になっていた。
銀行強盗のシーンでやや意味ありげに登場した行員は刑事ドラマ中上級者に向けた目くらましだったってわけね。絶妙なさり気なさ具合で「モブっぽかった人が実は犯人」っていうパターンを見慣れた人に「もしや」と思わせるには充分だった。行員の疑いが完全に晴れ、「犯人は意外な人物ですよ」と暗示された時点で父親が犯人だろうな、という予想はついた。

第17話の時点でも多少は疑っていたんだけど、犯人グループとの会話の感じから顔見知りではなさそうだったので一度は候補から外した。別行動を取っていてあの場にいなかったもう一人だけと顔見知り、という可能性も考えて見返してみたけどそれもなさそうだなと。「あいつの言ってたのと違う」って共犯者について言及していた犯人はあの部屋に一緒にいたから。

今思い返してもそのへんがよくわからないんだけど、メールだか電話だかでやり取りしていただけで顔を合わせたことはなかったとか? それとも顔見知りだったけど特にそういう素振りを見せなかっただけ? 父親はまあ、妻が目の前にいるんで知らないふりをするだろうけど犯人側はそうする必要はないはずだけど。無駄に殴られまくっていたように見えたのは金額に対する恨みのせいだというのはわかった。

ってことで一條さん、かなり久しぶりの犯人役だった。第18話では出番も多かったし、おいしい役。
最近全然犯人にならなくてちょっと寂しかったんだ。だから嬉しい。最後の最後に判明する犯人って視聴者の印象にも残りやすいし、マイナー俳優にとってはすごくおいしい役どころなんだよな。欲を言えば一度きりのゲストよりも玉城夫婦みたいに準レギュラーになりそうな役のほうが良かったけど。

刺された件に関しては、全然心配していなかった。一條さんはサスペンスではほぼ不死身だから。サスペンスにおいては一級の死亡フラグである「脅迫」をやらかしても自分じゃなくてなぜか脅迫されたほうが殺されるし、犯人に襲撃されて意識不明の重体になっても復活するしな。


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