横尾美穂と声

シンガソングライター、ボイストレーナー、ゴスペルシンガー

横尾美穂の声と生活

Fried Pride ライブ Sapporo City Jazz

2013-06-30 00:15:53 | 日記・その他

昨晩は、はじめてFried Prideのライブ(presented by エルム楽器)に行って来た。

札幌シティージャズのライブ出演は、今年で3回目らしく、いつもはパーカッションなどとコラボでの演奏だったようだが、昨晩はギターの横田明紀男さんとボーカルのshihoさんのふたりでのライブ。途中、札幌で活躍しているタップダンサーつぶらさんが飛び入りで参加。

いや~、観にいけてよかった。ふたりだけなのに、多彩。

ギター一本でも、深みと幅のある横田さんの演奏と、shihoさんの独特な歌いまわしと、オフマイクでも響きわたる奥行きのある歌声に爽快な気持ちになった。マイクの使い方が上手だったな・・・。

また、横田さんのギターは、一言、すごい。ああいうMCができるのも、横田さんのような技術と経験を積み重ねた方だからなんだろうな・・・。めちゃめちゃ、笑顔がキュートでした。細かいこと、私には言えないけど、横田さんのギター、聴けてよかった。

そのギターに、shihoさんものびのび歌えるし、攻めていっても横田さんが受けとめて包み込んで一緒にはじける。素敵なユニットだなぁと思った。

カバー曲、彼らなりのアレンジをしていて、知らない歌がなかったけど、どれも新鮮。

とくに、マイケルのカバーは、マイケル好きの私は大興奮。スティービーのカバー、定番のジャズナンバーtake5のshihoさんのボーカル好きだったな。横田さんはすべてにおいて、キャーだったり、アハハだったり、見入ってしまった。

夫と観にいったのだが、フラプラの刺激を受け、ギターとボーカルという形態はまったく一緒の私たち夫婦(めおと)ライブも、フラプラのようにかっこよくいけばいいけど・・・(笑)。

正直、ここ2-3日、胃腸の調子が悪い。ライブ観ながら、胃はむかむか。

今朝は、紛失した(わりかし気に入っていた)筆入れ探しに翻弄され、髪の毛もボサボサで、プラプラの余韻に浸っている場合ではないのだが、筆入れが出てこないから、昨日の感想書いてみたよ。

 


夏休み歌のワークショップin北広島 参加者の申込 <時間について:お知らせ>

2013-06-24 11:03:05 | お知らせ

<参加申込希望者または参加申込されている方へ>

開催2日目の25日は北広島市内は終業式の日です。

北広島市内の小学校の終了時間が学校によってまちまちだということがわかりました。

ただ今、開始時間を遅らせるかどうか、検討中です。いずれにせよ、時間が多少延長になる可能性がありますので、ご了承ください。

時間の変更の詳細が決定しましたら、このブログでもお知らせしますし、参加申込された方には、事前のお便りでご連絡さしあげます。

ご協力お願いいたします。

横尾美穂


東京に行って・・・

2013-06-21 15:08:36 | 日記・その他

昨日の朝一で東京にいった。

おめあては、4スターという公演をみるため。ブロードウェイミュージカルのミス・サイゴンの主演やレ・ミゼラブルに出演していたレア・サロンガの生歌を聞けると知り、急遽、東京まで行ってきた。

子どももいるし、普段はなかなか行きたいコンサートにも、行けない。これまでも、何度も、「やっぱり今行っておけば良かった・・・」ということがあった。今回は見逃したくなかった。レアは私のボーカルにいろいろな影響をくれた人の一人だし、一生に一度見ておきたい、聴きたい人だったので、行くことを決心したのだ。

詳しくは、まだ公演が続いているので書かないが、会場に入り、舞台を観ただけで、ジーン。わくわくしながら、出演者の登場を待った。

レア以外にラミン・カリムルー、シエラ・ボーゲス、そして日本代表で城田優さん、4人によるショー。

舞台全体を楽しみつつ、ソロで歌うときは、借りたオペラグラスで、歌っている表情や口の動きをじっくり見ていたのだが、とにかく経験を積んだ世界のトップスターのあごや首の力が入っていないことがよーーーくわかった。とても自然にぽっと口をあけているだけなのに、しっかりインナーで支えられた声で、色彩豊かな声の音色はすばらしかったが、途中すこしだけ違和感があった。「これは本当に生ライブなのか!」とちょっと変な気分。youtubeとかで映像を観ていたときのような錯覚になったのだ。youtubeは、本当にありがたいけど、あれを観すぎると、本当の生の演奏を目の前で聴くときの感動は減るのかもしれない。それでも、今回のレアの歌声で何度も涙がにじんだのは、彼女がどんなステージでも全力なのが空気で伝わったからだと思う。言葉も誠実で、愛情ゆたかだった。また茶目っ気もたっぷりなところも観られて、いろいろな発見をしながらも、楽しく、心おどる2時間だった。一言、やはり行ってよかった。他の共演者もそれぞれ声も表現も魅力的で、素晴らしかった。城田君も(彼がミュージカルやっていることをしらなかったので)、思った以上にすてきな歌声でびっくりした。ミュージカルは、歌が上手だけでなく、演技と一緒にあるものだから、その言葉をどうやって伝えるかを歌声や表情、体、ダンスで表せるトータルでのタレント(才能)が要求されるのだと改めて実感した。その豊かさにおいては、ブロードウェイのスターはさすがだ。

公演の前は、オレゴンの留学時代のお友達のNちゃんと10年以上ぶりの再会。おいしいランチとオレゴンでの思い出にひたり、しゃべること3時間。会っていなかったとは思えない、居心地の良い、たのしい時間を過ごした。

公演あとは、ホテルにいって荷物をおき、ジャズボーカリストの田山ひろみさんが歌っているバガボンドという西新宿にあるお店へ。

ひろみさんとは数年前からのお付き合いだが、出会えた事は宝物。口から発せられる言葉や、お人柄、そしてピアノと歌に、毎回毎回教えられ、励まされ、元気になる。ひろみさんが組んでいるユニットの演奏は何度も聴いたことがあるし、その中でソロを歌うのもきいていたが、東京で普段いろいろなお店で歌っているひろみさんを観たことがなかったので、今回はじめて、田山ひろみ@バガボンド(西新宿のお店)を聴けて、最高だった。お客さんもその声量と声の太さの中にもまろやかさに、大絶賛だった。ひろみさんのこうしたお店でのソロ演奏をyoutubeとかでは観たことがなかったので、やっぱり目の前で、生で聴いたら、すごく感動だった。

そのバガボンドに、高校の友達数名が顔を出してくれた。ひとりは10年以上あっていない。仕事や家庭を持って、それぞれ東京に住んでいるので、いつもゆっくり会えなかったけど、昨日は、久しぶりにゆっくり話したし、年月がすぎても学生時代を共有した仲間とは心が通い合うのだ。「わぁ、私の愛しの同級生たち・・・私の心を素直にさせてくる・・・」なんて、思いながら、嬉しくて嬉しくて。

留学時代の友達Nちゃん、高校の友達、ひろみさんに再会して思ったのは、できるかぎり、時間を作って会う・・・ということを大切にしたいと思った。こうやって仕事が忙しくても、私の急な誘いに、時間を工面して会いに来てくれるというだけで、ありがたい・・・って思う。

そして、コンサートや友との再会で共通して思ったことは、youtubeやソーシャルネットワークなど、わたしにとってのネットの活用のあり方だった。(あくまでも私にとっての)

活動を告知したり、遠くにいる友達と連絡を取ったり、世に何かを発信している人にとっては、メールとかソシャルネットワークを活用するには確かに便利だし、助かることもある。だけど、それはネットワークであって、私が考える友達づくりとはちがう。多くの人とネット上でつながった気持ちでいるのでなく、実際そこからface to feace、会って言葉を交わし、関係を作っていく・・・・という行為をして、私の中では、友達になっていく。そういう友達関係を私は求めている。(友達っていっても、今は、このくらいしか話せてないとかいろいろな段階はあるし、正直、話したからと言って自分の気の合うひとばかりじゃないから、そういう場合は、友達って言って良いのか微妙なときもある・・・ということは、今はちょっとおいておいて)

多くの人とネット上だけでつながるより、少なかったとしても目の前にいる生身の人がいい。その人の目を見て話して、心を感じて、打ち明けて、分かち合う時間を一番大切にしたいと再確認した。レアサロンガをyoutubeとかビデオとかで観るより先に、目の前で歌うのを聴いていたら、感動の具合もちがっていたかもしれない。

今回再会した友達も、実はフェイスブック(FB)で久しぶりにメールを交わしたことがきかっけでつながりを取り戻したので、FBには感謝しているが、その時点では単につながりであって、じゃ、FBがなかったら会わなかったか?と自分に問うてみた。「いや、会いたかったから、コンタクトをとったのだ。」

でも、こうも考えた。「今回は、FBで連絡先が分かったので、会えてよかったけど、FBがなくてこの先一生会えていなかったとしたら・・・」

実際、私の回りには、FBをしていない知り合いや友達の方が断然多い。FBなど一切しないという友達と話していたことなのだが、ネット上で互いに近況を知っている気になっているけど、投稿されている内容はその人の一部にすぎなく、その人の生活や状況をそれだけで想像するのどうだろう・・・。しかも、FBをやっている同士の温度感と、やっていないものの温度感がちがう。たとえば、している人としていない人が一緒に同窓会に出席すると、互いに久しぶりに会ったのにもかかわらず、FB上ですでに知っているもの同士はあたかも会っていたかのよな錯覚になる。

何年も会わなくても、もしかしたらこの先会わなくても、生きていく中で会うべき人と会えば良いのかな・・・とも考える。会っておけば嬉しくなるかもしれないけど、会わなかったからといって不幸になるわけではない。万が一、FBやその他のツールで連絡できなかったとしても、ある日ばったり道端で会うかもしれない。きっと、そのときの感動は大きいだろうから。

そして、昨日は、限られた時間であったし、話し足りないこともあったけど、少しでも顔見て話せて、これまでの時間を埋めるところに風情を感じた。

・・・なんてことを考えた。

会ってくれた友達、生の彼らを見れてやっぱり嬉しかった。


見えるものではなく・・・

2013-06-15 00:00:03 | 日記・その他

今日、友達にこう言われた。

「幸せそうで元気なミポリンも良いけど、今のそのままのミポリンをもっと歌にしてほしい・・・」

先日のレコ発ライブを観ての感想だった。

きっとその友達はもっと私の陰の部分をストレートに表現してほしかったんだと思う。私を知っているだけに。

なるほど・・・。

先日、CDを聴いてくれた方からこう言われた。

「辛さを感じます・・・」

なるほど・・・。

どっちの感想も興味深かった。

そして、きっと、どっちも正しい。

元気でいるときの私も私。でも、私は見えてるものだけの私だけではありません。

生きていれば、誰にだって、いろいろあるもんです。

 

なんて、ブログに書いてみたくなりました。

今のところ、私の歌を聴いていただく前に、あんまりこれ以上先入観を与えたくないので、このくらいにしておこうと思います。

もっとストレートな言葉を使って赤裸々に歌を書いたりしていくのかはわかりませんが、

その時々の自分に自分が誠実であれたらいいな・・・と思います。

 

わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。

(新約聖書『コリントの信徒への手紙二』4章18節から)

 

 

 


歌う予定 6月 7月

2013-06-10 16:17:51 | ライヴ情報

北海道も初夏!夏になると、チューブ、そして「夏夏夏夏ココナッツ~」と歌いだしたくなる私です。

今月6月は、とくにライブはありません。夏休みワークショップの準備をしながら、今後の活動の調整をしています。

30日の日曜日は、教会の礼拝の中で1曲特別賛美をさせていてだくことになりました。3月にリリースしたCDのタイトルにも「孤独のアシタへ」というオリジナルの歌を歌わせていただく予定です。

北広島福音キリスト教会( 北海道北広島市泉町1丁目2−3 011-372-1031)

 

そして、7月6日(土)は、東区中沼の自然食ホロさんで、な、なんと、夫婦(めおと)ライブが実現できそうです!18時~の予定です。

2年に一度開催している、横尾家夫婦ライブにご興味のある方、スケジュールのご確認を!ホロさんの美味しい食事をいただきながらの夫婦ライブ、お楽しみに!

 

7月は20日から、25、26、27日と、「夏休み歌のワークショップin北広島」を開催します。そこで、子供たちと、はちきれまくって歌う予定です。

美穂