横尾美穂と声

シンガソングライター、ボイストレーナー、ゴスペルシンガー

横尾美穂の声と生活

2016年ふりかえり

2016-12-29 23:05:38 | 日記・その他

ブログを更新せず、やめようかと思いましたが・・・これまでブログの言葉から自分をふりかえることができるので2017年も続けます。

今日は2016年最後の投稿。ちょっと「おつかれさまワイン」をいただきながらの私。

大好きなマイケル・ジャクソンがなくなった2009年から始めたブログ。かれこれ7年。
このブログに綴ってきたことを読み返すと、「あのとき、こんなことした」「こんなこと考えていた」って、自分をふりかえられる。

2009年って、まだ息子は幼稚園児。娘も小学校2年生くらい。私、30代!!
北広島へ引っ越してきて、2年目くらい。
当時の私は、心臓病児の娘が学校生活を送って行けるようにと毎日見守りつつ、幼稚園へ息子を送り迎えしてる母。
学校から子どもが帰る時間には家にいるように心がけ、庭仕事や家事もやって、家の中のインテリアとか考えるのが好きだった。今も好き。

2007年、北広島の中古の一軒家に引っ越してきて、引っ越し屋さんからピアノを無料でいただき、歌えるようになった私。
高校の友達の死や娘のできごとから歌づくりを始める。
子育てしながらも、できたら、歌い続けたい。想いを形にしたいって思っていた。少しずつコンサート活動を再開する。
2013年にはミニアルバム「孤独のアシタへ」をリリースする。

自分のもっているもの(身体や才能・・・)や経験、それまでの人生で培ってきたものを少しずつでも磨き続けていきたいと思っていた。そして、何かの役に立てたらって願っていた。

今年は高校の歴代の方々が集まる同窓会で歌わせていただいたり、自分の活動についてお話しする機会に恵まれた。自分の人生を振り返る機会だった。

小さいころから、家の中でも、学校でも、はじめての海外でのホームステイも、高校・大学時代、留学時代も・・・
社会人になって始めたゴスペルクワイアでも、娘が心臓病で入院したときも・・・

私は歌うということ、表現することをし続けた。
そのことを追い求めていた。発声について興味を持って学び続けて、教えるという立場にもなった。
人前でうたう、舞台で演じる、そういったことを追い求めていて、ずっとし続けたいと思っている。

そんな自分になったのも、最初はミュージカルやお芝居、映画、ミュージシャンを見たときに、感動した自分がいたから。そして自分もやってみたいって思ったのが、自分らしさなのだと思う。

現在、来年4月12日にリリースする「はじまりのうた」というアルバム制作中。この作品をつくりはじめられたこともサプライズ。さまざまな出来事の積み重ねからいただいた出会いや経験の結果。ただただ感謝。

決して自信などない。でも、自分が追い求め、続けてきたこと、自分らしいことをしていくことに対して、2017年は一歩自信をもって踏み出してみようと思う。それは、自分を支え、認めてくれたり、応援してくれる人がいるから。一人では進めないことも、そういう助けがあれば、人は強くなれるのだ。

ブログをはじめた2009年から7年目の2016年。2017年につづくいい年だった。頑張った私。

ブログ読んでくれる方、ありがとう。また想いを綴ります。

良いお年をお迎えください。

美穂