横尾美穂と声

シンガソングライター、ボイストレーナー、ゴスペルシンガー

横尾美穂の声と生活

I return to Eugene, Oregon

2014-10-26 23:52:03 | 日記・その他

夏が終わり秋。もうすぐ冬。

今日は帯広でボイストレーニングの講座を終えて帰ってきた。

昨年、自分のオリジナルのCDを作り、いろんな場所で歌を聴いてもらい、そして今年はボイストレーニングやゴスペルの指導であっちこっちに行っている。

1年後の自分がどうなっているか、想像もしない展開になっている。来月は17年ぶりにアメリカのオレゴンへ帰る。

私の人生や価値観に大きな影響を与えた出来事は、中学の3年生の時にアメリカのオレゴン州ポートランドと札幌の姉妹都市主催英語弁論大会で入賞し、クリスマスの時期3週間オレゴン州でホームステイしたこと。その家族が大好きで、いつかオレゴンに帰るんだ!と願い続け、10年後にはオレゴンへ留学する。

私の音楽や舞台の大きな基礎を作った時期はアメリカオレゴンでの留学時代。

ゴスペルやアクティングの授業で学んだり、学生寮での歌コンテストに出演したり、帰国前には自分でコンサートを企画実施していた。

その後、ミラクルというゴスペルクワイアを日本で立ち上げ、素晴らしい仲間との出会いの中でよい時間を過ごした。

結婚、子育てと、自分の弱さや忍耐のなさに気づかされる日々の中でも、歌を歌うこと、声を出すことで、助けられてきた。

神さまは私に声というギフトをくださった。歌をくださった。

だから、私は喜んで歌う。歌っていると、自分らしくなり、神さまもそんな私を楽しんでくれていると信じてる。

そして、その喜びや声のすばらしさ、歌の楽しさを自分のものだけにするのではなく、人々と分かち合いたいと思ってしまう性分だ。

アメリカへ・・・・。ちょっと自分の人生を振り返る時期なのかもしれない。

今回行くと決めたときは、久しぶりの訪問が一番の目的で、あとは音楽を聴いたり、音楽事情をみてこよう!というものだったが、親友の助けもあり、ライブをすることになった。

しかも、ゴスペルの授業でピアノ伴奏していたMatt Trederが、なんと今回私のピアニストとして一緒のライブに立ってくれることになった。信じられない!!

Mattは今は世界的に活躍するヘイリーローレンさんというジャズボーカルのピアノも担当している。

17年ぶりのオレゴンは私にどんな影響を与えてくれるのか。そして、会えなかった時間を歌という形にして伝えて分かち合ってきたい。

初の美穂のアメリカツアー Life is Beautiful Reunion Tour

楽しみだ。