3月になった。べちゃべちゃの道。靴が濡れて気持ち悪いけど、北海道の春、もうすぐってこと。
1月からいろいろなものを捨て始めている。衣類、古い書類、本、子供のおもちゃ・・・
思い出がいっぱい詰まってなかなか捨てられないものも、この3年使っていないものは捨てていくようにしようと思う。
なんでこんなに物って増やしてしまうのだろう。必要なものは限られているはずなのに。
増やしたのは自分のくせに、たくさんのものに囲まれていると、なにか重い荷物がいっぱいになったような気持ちになる。ときに良い思い出だけでなく辛い思い出もあるからふたを閉めてしまっているようなものもある。
執着してしまっている過去の出来事や自分のやってきた功績のようなもの、一度そういうものから自分を解放する。
そうすると、新しいものがみえてくる。
留学時代、大きな登山用のリュックひとつでオレゴンへ行った。現地で衣類や必要なものを調達したが、クローゼットには最低限の洋服と靴、生活雑貨だけだった。あのときはそれで十分だった。着るものや持ち物以上に、毎日出会う真新しい出来事や光景に集中していた。木々や風、光をもっと感じていた。
多くを持たない自分で毎日をもっと楽しめるようになりたいな。
この春、私は新生する気持ちではじめよう。
新しい歌をうたっていこう。