横尾美穂と声

シンガソングライター、ボイストレーナー、ゴスペルシンガー

横尾美穂の声と生活

ゴスペルと聖書

2009-11-13 23:15:21 | 聖書
たまに、聖書やゴスペルにちなんだ話を勝手に書いてみる。多少の間違いがあるかもしれないがお許しを!

大学の授業で習ったのだが・・・・

聖書は英語でBible。これはもともとパピルスという古代エジプトで使われていた紙の原料の荷揚港だった、Byblos(ビブロス)という港町の名前に由来している。パピルスが荷揚された町→パピルス→紙→紙に書いたもの→書物と意味が変化し、
聖なる書物で「聖書」となったそうな。

つまり聖書とは、Byblos→biblia(複数形=books)→Biblia Sacra(=Holy Books=聖書)→Biblia (Sacraを省略)→Bible

つまり、もともとは紙の原料であり、紙であり、最終的に「書物」という意味なのだ。そして、その聖書という書物(本)の主人公は、父なる神、イエス・キリスト、聖霊という、三位一体の神である。

私が歌うゴスペルという言葉の語源は、God(神)spell(言葉) という言葉が組み合わさったもの。つまり、「神の言葉、良い知らせ」という意味である。だから、聖書のメッセージに関する歌は、ゴスペルソングというのだ。

また、英語辞典にも書いてあるが、the Good bookというと、聖書の意味になる。聖書が、「本の本、代表的な本だ」という、英語という言語の背景にある思想や世界観には、キリスト教、聖書は欠かせない存在だ。

ちなみにgoodもGodness 神から派生した言葉。good-byはGod be with you(神があなたと共にいるように)が省略されたかたち。

The Good book、良い本、本の本・・・。読んでみる価値あり!と思います。