横尾美穂と声

シンガソングライター、ボイストレーナー、ゴスペルシンガー

横尾美穂の声と生活

私と声 その② 剣道

2009-07-15 22:13:48 | プロフィール
小学4年生から高校まで剣道少女だった私。今時期(夏)は、防具の臭いは格別だ(笑)。男子にも、もてないしね~。でも今は、その臭いも懐かしい思い出。

そんな剣道が、私の人生に与えた影響は大きい。特に2つある。

まずは、声。威嚇するときに発する独特な声を、試合の場面や相手に応じ、様々に変化させたものだ。相手の想像を超えるような、突拍子もない声を発っし、びっくりさせ、隙を突く!っといった具合だ。即興ともいえる発声術。甲高い声から、どすの利いた太い声まで、そのヴァリエーションは、まるで声の宝箱。試合中、真剣だったけど、完全に声で遊んでたなぁ~。その経験もバッチリ今に生きてます。
ちなみに、高校時代、武道場から、校庭の一番遠くにいたテニス部の男子から、「今日もお前の『メ~ン、メ~ン』の声、聞こえてたぞ~メン女!」と言われたものだった。ザ・青春!

また、剣道を通じ、小4の秋、カナダの学生と交流したことが、英語・外国への興味を持つきっかけになった。その後の人生・・・英語→英語弁論大会→オレゴンへ留学→ゴスペルとの出会いへと続いていく。

臭かった剣道人生も捨てたもんじゃない(笑)。剣道部のみんな、元気かな。→私と声 その③へつづく