夕方
ごはんの用意をしかけようと、
いつものように ラジオのスイッチを入れる。
そうしたら さっきまでは 高校野球の予選を流していたのが
“お相撲”中継だ。
あれ、 ついこの前も 春場所だか なんだかやっていた筈。
いつのまに? また大相撲始まった。
結構 年に回数あるんやね。
というくらいだから “お相撲” あんまし 詳しくない。
特に 応援する力士も。
そやけど、 そのままラジオをつけっぱなしにしておくのは、
この 中継の雰囲気、 (内容をしっかり、ではなく、
“大相撲中継やってるな”という 感覚)
が とにかく 懐かしい。 から。
ひたっていたいから。
ほんとに 小さい頃に
夕方
祖父のそばで この 大相撲のTVを 聴いていたのだ。 (見てもわからない。 ただ 祖父が見ているから、耳に勝手にはいってきた。)
だから 今 ラジオから聞こえてくる
行司の呼び出しやら、
時間いっぱいになって いよいよぶつかり合う前の緊張感やら 観客の声援やら
そんなこんなごっちゃがえしが
私を とても心地よい、
なのに ちょびっと物悲しい気持ちにさせるのだ。
そして 同じく 高校野球も好きだったお祖父ちゃん。
こちらは わっちも 大大大好きでやんす。
今年は 京都は 平安が有力という情報も!!
(北海道より、そっちが先かい!)