病院へ行ったら亭主熱が高く、呼びかけると目を開けるが返事をしない。
本人はちゃんと解っているが、返事は出来ないらしい。熱が出ると言うことはそれだけ負担がかかるんだ。
何時もだと足さすろうねと言うと頷く。
さすっていて居眠りしたりすると、足動かして起こされる。
なんでも解っているけど言葉が出ない。
なんとか意思が伝えられる。
昨日も先生からレントゲン写真を見せて貰ったが日を追って肺のくもりが広がっている。
何とも言いようがない。だが亭主には早よくなって帰ろうねと言うとウンと頷く。そんな日の来るのを祈ろう。
まだまだ先だと思っていた駐車場売却の決済が近ずいてきた。
この話は昨年からきまっていたのに買主の都合で決済はこの１０月１１日になっていた。先方の支払いの都合だ。
登記するのに亭主の同意がいる。亭主が家にいるときに売るときまっていたのに。
亭主自身が売ると言ったのに何で今更と思ったが、お世話になっている司法書士の方が病院へ確認に行かれた。
亭主は質問には頷いて答えた。その際「もし拒否の場合はどうするか」この質問がよく解らなかったらしく答えなかった。
うさぎちゃんだったら亭主に解る様に言うのにと、そのあと解る様に言った。亭主はそれに答えたが、彼の先生は私は確認が出来なかった。と主治医に診断書書いて貰うよう用紙を置いて帰られた。
亭主は今日は熱が高くはっきりしなかった。又来ると言われたが次も同じ様ならと思い診断書にして貰った。
いくら口約束や契約が出来ていても登記が済まないと売買が完了しないんだ。
こんなことなら亭主の元気なうちに済ませておくべきだった。
これでうさぎちゃんも一つ賢くなった。と言っても何度もあることではないが。
昨夜は寒かった。明日はもっと寒くなる予報だ。１０月だものそんなものかもしれない。
扇風機しまおうかと思ったが、いや待てハロゲンヒ－タ－と入れ替えぐらいがいいと思い止めた。
夜、足元が寒い。まだおこた出すのも早いしまったく中途半端だ。
病院から帰りに役場へ寄って亭主の印鑑証明貰ってきた。１１日の決済にいるそうだ。
まだまだ先のことだと思っていたが、来週になった。
日時の過ぎるのは何と早いことか。光陰矢の如しとはよく言ったものだ。
うさぎちゃんどういう訳か足の具合が悪くて仕方ない。太ももから膝の下まで痺れて曲がらない。
やっと近くは自転車に乗れていたのに、昨日のごみ出し押して行った。
今日は足がかからなくてこけかけた。やっと踏みとどまってこけなくて済んだ。
この分では新しい自転車も当分買えない。
いったい何時になったら、まともな足になるんだ。
今日から10月1日、早1年の4分の3過ぎた。アッと言う間に年が変わってしまう。
月下美人、葉が折れたのをさしていたら何と小さい茎なのに昨夜開花した。
7時過ぎ見に行くと先がほんの少し開きかけだった。なんだ夜中までかかると思った。
11時過ぎ見に行くと、なんと満開だ。気温の加減か嫌に早く開花した。
この花、花弁の巾が大きく一重のように並んでいる。大きく開いてあたり一面に香りを漂わせている。
先の蕾は落ちてしまったが、今度は見事に咲いた。
こんな小さいのが開花したのは初めてだし、寒くなる予報に可哀そうに思い手折り枕元に挿して寝た。
朝目が覚めても未だ香っていた。
亭主は昨日歯を抜いて貰って気分がよいのか、朝行くと目を開けていて「おはよう」というと頷いた。帰りも「帰るとね」と言うと頷いた。
相変わらず熱はあるがこのまま元気になればと願う。
転院先のＤ病院2ヵ月待ちだったのでそろそろ連絡が来る頃だと思っていたら、2８日に10月1日空くと連絡が入った。
亭主の今の様子だと動かすのどうかと思っていたので、その旨伝えると主治医に聞くと言われ、先生も無理だと言われて転院お預けになった。
Ｄ病院がいいのは近いからだが当分は今の病院だ。
今夜あたりから寒くなる予報なので、夏物をしまって合い物を出した。
この合い物余り着る間がないまま冬物になる。と言って出さない訳にもいかない。
