ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

東京のお墓参り。

2008-04-07 11:58:55 | Weblog
2年ほど前から、桜の咲く季節を前後して、亡き友のお墓参りに行くことが慣例になっています。
今年は私の健康美容アドバイザーでもある鍼灸師のミナちゃんが用事があり、参加できず、女性はドタママ一人の参加となりました。
素敵な殿方二人を引き連れ、水道橋から坂を上がって行くと、亡き友の眠るお寺があります。
ホテルのようにフロントで受付を済ませ、お墓にご対面する新しい都会型のお墓に
始めは戸惑いましたが、都心の駅から近いこのお墓は気軽にいつでも行けるし、その後、在世にいる仲間はミニ同窓会というパターンになれるから、便利です。
今回もお墓に眠っているK君の魂も一緒に私たちとついてきました。??

散りゆく桜を後にして、向かった先は六本木 ミッドタウンビル。
岐阜に引越しして、おのぼりさんに化したドタママは
高層ビルと、洗練されたビルの空間に ただただ、上を向いて驚くばかりです。
カメ様が予約してくださった創作和食ダイニングレストランで
美味しい食事とワインで話が弾みました。
みなちゃんが参加できず、女性私一人で心細かったのですが、
年の功でしょうか、何の気兼ねもなく、何の気負いもなく、カメ様とコバ様と楽しい時間を過ごすことが出来ました。
男性の友達っていいです。
いろんな家庭の悩みも女友達とは違った観点で捉えてくれて、客観的に話してくれます。
それぞれがまったく違う生き方をしてきても、価値観が一緒な者同志は
男性女性関係なく、友達として付き合うことが出来ます。
若い頃は自分を格好良く見てもらおうとか、自分に人として自信がなくて、異性の友達なんて私には、考えられなかった。
今、いろんな困難を経て、いろんな体験をして何のわだかまりもなく、話すことが出来ます。
それを受け止めてくれる友達の存在を大事にしてゆきたい。とドタママは思いました。
いくつになってもあだ名で呼び合える友がいるっていいですね。ハンドルネームはドタママなので最近はドタママさんと呼ばれることが多くなりましたが
「ドタ」って呼ばれると気持は20代に戻ります。
80才になってもドタはドタだし、みなちゃんはミナチャンだし、K君はK君でい続けるのでしょうね。

ほろ酔いかげんでレストランを出たら、桜がハラハラ、ヒラヒラ舞っていました。

2年前のお墓参りの日記