ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

ドタママの一日

2007-06-02 06:57:20 | Weblog
ドタママの岐阜での生活は朝5時に目が覚めるのです。
外へ出て朝のすがすがしい空気を胸いっぱいに吸い込み、庭の掃除をします。
あんなに大嫌いだった草取りも、毎日こまめに抜いています。
一度に草取りをする大変さを十二分に経験していますので、、、
庭にはびわの木、イチジクの木が2本、みかんの木があります。
今、びわの木にはびわの実がたくさん生っています。
季節ごとにいろいろな花が咲きますが、植物に詳しくない私は雑草と花の区別がつきません。
やたら、草を抜いてもしかしたら、きれいな花が咲く植物も抜いてしまっているかもしれません。(笑)
子供の教育と一緒ですね。
大切な子供の感性も大人が抜き去っていることも多々ありますものね。

岐阜の街は中高年の街。
ドタママの住むところは昼間は閑散としているのに早朝はやたら散歩している中高年をたくさん見かけます。
にこやかに朝の挨拶をするドタママ。
若いころは朝なかなか起きられなかったのに、やはりドタママも中高年の仲間入りか、と一人でつぶやいてしまいます。

庭の掃除を一通り済ませると、夫とコーヒーを飲みながら朝食をゆっくりとります。
都会でのサラリーマン生活のときは朝は戦争のように忙しかった。
ドタママも夫を送り出して子供のお弁当を作り子供を送り出して、そんな生活が妙に懐かしく回想されます。

4年前に両親の介護のために電機メーカーを早期退職したリュウパパは
もう隠居生活。
夫婦水入らずの生活は人より10年早い。
確か4月の誕生日に私は精神年齢24歳と公言しました。
だけどだけど、岐阜での生活は完全に実年齢より10年上の生活を強いられているのです。

いやだいやだ!、このまま中高年の生活にどっぷりつかるのはドタママの意思とはまるで違います。
4月の演奏会のときのDVDを見ながら、演奏会で歌いたいなあ、、ライブで歌いたいなあって思わずため息がでてしまいます。
今はじっと我慢のとき。
ヒロ君の仕事が決まってひと段落するまでは、おとなしくしています。