ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

ミニクリスマスコンサート

2006-12-24 21:15:52 | Weblog
いつもお世話になっているアンサンブルドルチェの主宰者にしのさんのお宅で
にしのさんが教えている生徒たちプラスフルート演奏などのミニコンサートにお邪魔してきました。
上は60代の会社を退職されて趣味で弾いている方から下はなんと4歳のかわいい女の子、そして若い年代の男の方と世代を超えてそれぞれの持ち味を出した心温まるコンサートでした。
そうそう、あけりんさんの長男のかず君もギターのソナチネを演奏してくれました。
フルートの3重奏ではちょこっと私もピアノを弾きました。
いつも伴奏を一手に引き受けてくださるアケリンさんが他の団体のクリスマスコンサートに出席するので、仕方なくドタママがフルートの伴奏をしました。
今日は私のコンサートでないのでお客として参加しているので全く緊張感のない私。
緊張感がないと言うことは演奏がぼろぼろになるってことがわかりました。
伴奏の楽譜の順番が違っていて、なんだか、適当に音楽の流れでとまらずにいって終わったという状態でした。

4歳の女の子がどうやってギターが弾けるのか疑問に思っていましたがギターもバイオリンと同様、小さい子供用サイズのギターがあったのですね。
しっかりギターを体で支え、足台に足を置き、ギターを弾く姿勢になっているだけでも驚きでしたが、ちゃんと「かえるの歌」(だったかな?)のメロディが弾けていることにも二重の驚きでした。
又、歌もかわいい声で歌ってくれました。子供の声ってどうしてあんなによくとおる声なのでしょう。
うらやましい限りです。!
若い男性が「イチゴ白書をもう一度」を演奏してくれました。
習って4ヶ月なのに西の先生の歌の伴奏をしっかりギターでストロークしています。
Fのコードを押さえて音がかすむことなくしっかり出すのは初心者がまず突き当たる関門なのに、彼はもう生まれたときからギターを弾いていたのではないかと思うぐらい堂々とした演奏で、感心しました。
ご年配の方はちょっぴり上がってしまったと照れ笑い。
それでもホームコンサートはいいですね。失敗も温かく包み込んでしまいますもの。
演奏が終わったら、にしのさん手作りのごちそうで酒宴で歓談。
年配の習いに来ている方が言ってらっしゃいました。
「どんなに下手で行き詰まっても、いやな顔ひとつせず、まってくれる。
ギター教室ではついていくのに大変だったけど、音楽を楽しむゆとりがなかったけど少しでも上達したら先生がほめてくれるので、楽しくギターを続けられる」と言ってらっしゃいました。
世代を越えて習いに来る生徒さんがいるのは西のさんのお人柄からくるものでしょう。
ヒロ君の小学校時代のPTAで親同士が出会うことになってずっと一緒に音楽活動を続けている私とにしのさん。
ずっと一緒に音楽活動を続けてこられるのも彼女の人柄だけでなく真摯な音楽に対する努力の賜物だと思っています。