朝から何故か落ち着かない
末娘が『彼』を連れてくると言うのです
娘は18歳で家を離れ一人暮らしを
その間何度別れが辛くて泣いただろう
見送ってくれる寂しそうな顔を見れず
アクセルを踏みました
その娘が・・・
写真も見ていないまったくの初対面です
玄関を入って来られたその人を見て
ホッと安堵したのは
私も鉄人も同じだったようです
おおらかで優しそうな人でした
そして何より
娘の笑顔がすべてを物語っていました
二人とも仕事が忙しく時間がない中
都合をつけてきてくれました
滞在中の姉夫婦と6人で近くのホテルに
会食に出かけました
和気藹々と話が弾み
美味しいお食事に舌鼓を打ちました
これで私達の子供たち3人は
それぞれによき伴侶に恵まれました
3人の子供が6人になります
嬉しいのですが
何故か寂しさが去来します
私たちと共に暮らしたのは
この娘が一番短い
いつも気にしながら
それでも離れていると言う事実は
どうすることも出来ず
一人で頑張っている姿を
じっと見つめるしかありませんでした
でもこれで大丈夫かな
安心してお任せできる人が出来たこと
親としてこれほど嬉しいことはありません
今年は嬉しいことが重なります
そうそうこのお部屋には
以前私が作った作品として紹介した
『几帳』が飾られていました
これは私の作品です ↓
おめでたい席であることを言ってありましたので
『几帳』のある部屋を用意してくださいました
ホテルの配慮に感謝です
今日は彼のご両親に挨拶に行くそうです
どうぞ気に入っていただけますよう
親としては祈ります