雪と土との暮らし☆

年齢に関係なくいろんなことに挑戦してみたい。日々前進あるのみ。

お盆の花

2005年08月12日 08時52分11秒 | 自然との共生

我が家はお墓が二箇所にあります
一つは家のすぐ裏手にあるお寺の中に
本墓と呼ばれる石碑があり
もう一つは車で5分ほどの所にあり
通称野墓と呼ばれている
前者は古いがちゃんとした石碑で
後者は昔土葬をしていた頃のもので
小さな石が並べられているものです

そんなわけで8月12日にはそれらの墓に
お花を供えに行かなくてはなりません

花の数全部で14束
それを自分で作るんです
私たちの住む地域の持ち山が近くにあり
そこへまず「しゃしゃき」
を取りに行くことから始まります
高枝切りバサミを持って必要なだけ
切って持ち帰ります

お盆の前になるとお花の値段が高騰します
そこで猪名川の道の駅まで車を走らせ花を買いに行きます
10時開店なんですが5分前に付くともう長蛇の列でした
開店と同時に花の売り場に直行するのです

これが又至難の業
もたもたしていたらとても行き着くことは出来ません
しかしお年寄りの方の元気なこと
杖を付きながらも早い早い
いつの間にやら私の前に来ています

そんなこんなでやっとの思いで夏菊や鶏頭、桔梗など
手当たり次第につかんでレジで待つ鉄人の下へ走ります

ここに並べた倍くらいの量を買いました
先日山で切ってきた「しゃしゃき」と併せて
花作りをします

こんな風に出来上がります
これらの花を持って今朝6時前にお墓まいりに
これでお盆が始まります

私の実家は新道だったので
仏での行事は最初慣れず大変でした
やっと自分なりにお祭りできるようになりました

明日の朝は7時過ぎにお寺の住職が
お経を上げに来てくださいます

面々と受け継がれてきた行事を
次の代に何とか伝えることが出来るよう
日々精進することでしょうか