しましまのドレミ・カフェ

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ラーメンのちヘマ

2019-09-02 23:23:00 | 介護



早朝から母の通院。先生とも話ができたが、昼前には終わったので、「何が食べたい?」と聞くと「ラーメン」という。

今住んでいるところの食事は中々豪華そうに見えるが、ラーメンとか、寿司とか、アイスクリームとかは出ないのではないかと思う。だから外出の時には「食べたい」ものを聞き、それが叶うよう車を走らせながら必死で考えている。

歩くのがおぼつかないので、駐車場から座る席まで近いところ。大型スーパーなどでは車椅子の貸し出しもあるので、それも候補になる。座りやすい椅子の形かどうか。ベンチやソファーは難しい。多少粗相しても大丈夫な、上品過ぎない店。

帰り道にある、ドーム前の大型スーパーには車椅子マークの駐車場があり、そのスペースに入るには専用のキーが必要だ。前回行った時に申請をして、そのキーを預かっていた。駐車のスペースに余裕があり、ドアを開けて車椅子を置いても隣の車を傷つけることなく、安心して車椅子に乗せることができるし、車椅子貸し出しの場所からも近い。本当にありがたくて、知った時にはカウンターで涙ぐんでしまったほどだった。今も思い出すと涙が出てしまう。

今日もそれを利用して、母の希望のラーメンを食べることにした。よくあるカジュアルな中華料理店で、ランチには小籠包が付いてくる。あれです、あれ。




蒸籠にサラシ布が敷いてあって、剥がすときに皮が破れないのがうれしい。生姜の千切りも、黒酢もちゃんとある。


ラーメンは小皿に取ってあげた。小籠包も、デザートの杏仁豆腐も、母はおいしそうに食べた。ちょっとこぼしてたけど。前ではなく隣の席に座り、がっつりガードするのはもちろんだ。案内してくれた店員さんも「前に座りますか?横にしますか?」と聞いてくれた。介護の経験がある人なのかなぁ。ちょっとうれしくなる。

食べ終えて、母を施設に送り、職員の人と話をする。父のことも聞いてくれた。


雲が暗くなってきたので洗濯物だけをしまい、父の病院へ。父は目を閉じたり、たまにぱちっと開けたりしていた。どちらかというと調子の良い方だったと思う。ピースもできた。


そして、とてもショックなことが。
数日前に私が大変なヘマをしてしまったことがわかったのだ。わかった時にはものすごく落ち込んで、ちょっと立ち直れないくらいだった。自分の頭は大丈夫か?と思えるようなこと。或いは疲れ過ぎて、心がおかしくなっているせいでこんなヘマを?病院で診てもらった方がいいのは、自分か?ちゃんと薬を飲んだ方がいいくらいなのか?




「晩ご飯作れるのか」「お風呂に入って寝てしまおうか」というくらい落ち込んだが、なんとかご飯を作った。




うちの畑で、今年はカボチャが上手にできた。
夏の間は作らなかった甘辛味の煮物を、今日は作った。9月に入ったからネ。


鶏肉はブツ切りとミンチと2種類入れて、食感の差を出す。醤油、さとう、みりんにちゃんと出汁も加えて、隠し味に生姜を忍ばせる。秋らしい、一皿ができた。しみじみおいしいなぁ。


夫とご飯を食べて、私のやったヘマのことを話した。お風呂に入る頃には「人に迷惑をかけるようなヘマではなかった」「人を傷つけるようなヘマでもなかったから良かった」「これから自分が気をつければいいのだ」と思えるようになった。本当に恥ずかしいようなヘマだけど。だから、まだ落ち込んではいるけど、変なところからは脱出できたように思う。


あーあ。いろいろあるなー。
明日からいよいよ仕事だよー。
まあ、ぼちぼちやろう。焦ってはいけない仕事だから。







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