神戸こども将棋教室ブログ

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軌道

2022年02月16日 | 教室


水曜教室の前半はプリント学習。
プリントができた子から順次提出をし、
プリントが終わった子から対局に入って行きます。

今日の教室で、ある低学年の子が
プリントを解き終えて提出する際に
「先生、今日の問題は先週の
10級コースでやった問題が多かった…」
とさらりと一言(^^)

そうなんです、偶然ですが、
今日の初級向けプリントでは、
先週末の10級コースで扱ったものと
同じ問題が出ていました。

ちょっと前までは
プリント問題には苦戦していた子ですが
今ではここまで言えるまでになりました(^^)

低学年の段階で当教室に入って来る子に
特にいえることですが、
入って来て間もないころは、
落ち着きがなかったり、
逆に、ふわふわとしていたり(^^;
対局をしても負けが込んだり…と
「大丈夫かな」と気に掛けていた子が
教室に通っていくうちに、
逞しく成長していくことがあります。

ここまで急に強くなるとは…
何だか別人のように落ち着きが出て来たね…

そんな感じで”プチ化け”する子も結構います。
プチ化けできれば、「軌道」に乗ったようなものです。
軌道に乗ることができれば、
コツコツと努力する習慣も身に付いているし、
ちょっと負けが込んだくらいで
将棋がイヤになることはありません。

普及指導員として求められる役割は
多岐にわたりますが、
私が特に注力している役目は
こども達を「軌道」に乗せるところまで
持っていくことです。

ここまでが難所でありますが、
逆に、ここまでたどり着ければ
あとは明るい将来と期待しかありません(^^)

今日の件の子の姿を見て
今度どのような成長を遂げていくのか
見守ることが楽しみになりました(^^)
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皆勤者7名

2022年02月13日 | 教室


3連休最終日です。
この3連休は先週の振替もあって
3日間連続の教室開催でした。

当教室では出席は任意としておりますので
欠席しようと思えば簡単にできますが(^^;
その3日間開催では7名の子が皆勤でした!

2日出席の子は結構いましたが、
3日(全日)というのは簡単なことではないと思います。

日頃から言っておりますし、
そもそも教室ルールとしてそうなっておりますが、
教室の出席は任意です。
また、コロナ禍という背景もありますので、
今のご時世はなおさらです。

だから、出席が是で、欠席が非ということを
唱えることはしておりませんが、
「がんばって出席している子」は称賛に値すると思います。

でも、そういう子たちは、褒められるために
出席しているわけではないと思いますし、
自分が称賛に値するなんて
思っていない子がほとんどだと思います。

心理学や教育学の教えるところによると、
こどもが自らが進んでやっていることに対して
第三者の大人が外野から勝手に褒めてしまうと
却って、こどもがやる気を失くすという場合もあるそうです。

ですので、今回のような場合に
”皆勤賞!”というように褒めてしまうのも
善し悪しなのかもしれませんが(^^;
健気に将棋に励む子たちの姿に心が打たれ、
ついつい、今日の教室で褒めてしまったことは
ご愛嬌ということでご容赦ください(^^)
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3連休中日

2022年02月12日 | 教室


先週の土曜日は大雪のため
臨時休講となってしまいましたので
先週やるはずだった10級コースを
今日に振り替えて行ないました。

10級コースの子たちは
低学年の子が多いのですが、
授業をやっていても
新しく覚えることには
目を輝かせながら好奇心旺盛に吸収してくれるし、
トリッキーな手筋には感嘆の声を漏らしながら
驚いてくれるので、教え手側としても
気持ち良く授業が進みます(^^)

このように意欲的な子が多いので、
この特性を上手く活用しない手はありません。
例えば、質問を多く投げる工夫も凝らしています。

先日の切磋琢磨の話ではありませんが、
授業の進め方にしても、
「ここでの一手がわかる子いますか?」と
質問形式を多投すると
みんなが頭をフル回転させて思考し、
競うように手を挙げようとしてくれます。

質問を投げながら授業を進めるのは
一般的な手法ではありますが、
将棋をしている子たちにとっては
これも一つの勝ち負けというか、
ゲーム感覚で臨める子が
多い傾向にあるような気がします(^^)

また、一方、教え手側の私にとっても、
この10級コースの受講生の子たち全員を
いかに早く10級にしてあげられるかということを
自分の中でゲーム感覚的に課すことによって
より良い授業を提供するための
強い動機付けを得ております(^^)
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低学年昇級者3名

2022年02月11日 | 教室


今日は祝日ということで暦的には今日から3連休。
先週末は教室がお休みだったため、
祝日の今日はその振替開催として行ない、
3連休はまるっと教室を開けて行ないます。

今日の教室では、
3名もの子が昇級を果たしました。
しかもいずれも低学年の子で、
将来楽しみなホープの子たちです(^^)

ここ最近、低学年の子たちが
こぞって力をつけて来ています。
集団的にみんながじわじわと上達しており、
マラソンで喩えると
後ろの方を走っていた第二、第三集団が
前の集団との距離を縮めて
来ているイメージでしょうか(^^)

集団の中で競り合っているうちに
その集団自体のレベルが上がり、
前の集団との差が詰まって来ているかのようです。

低学年の子たちと話していると
「同学年の子には負けたくない」、
「同級位の子には負けたくない」など、
そういうことを言う子が多いです。
まさしく切磋琢磨が効いているのだと思います(^^)

個の尊重が叫ばれる時代にあって
「他人と比べない」とか、「オンリーワン」とか…
そのような言葉が重宝される風潮がある昨今ですが、
競争があってこそ得られる成長というのも
間違いなく存在すると思います。

「個の尊重イコール競争しないこと」は
曲解だと私は思います。

その子が持っている能力を引き出してあげるとか、
ベストパフォーマンスを発揮できるよう
導いてあげることこそが
真の「個の尊重」のような気がします。
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遊び心

2022年02月09日 | 教室


先週末の岐阜県西濃地域は大雪で
教室を休講とさせていただいたことにより
今日は実に1週間ぶりの教室です。

水曜日の教室では、
その日の調子の良し悪しや
伸び盛り伸び悩みによって
さじ加減を私が量って手合いを
決めたりもしております(^^)

今日は新たな試みとして
同じくらいの力関係の子同士の
ある対局において、
飛落ち対局で行うこととし、
じゃんけんで勝った方が上手か下手かを
自由に選べるという前代未聞(?)の
新ルールで行ないました(^^;

毎回、型どおりに、生真面目に
対局を粛々とこなすというのが
王道なのかもしれませんが、
たまにはこういう”遊び心”を入れながら
対局をするのも良い刺激があって
特にこども達には効果的かもしれません。

まわり将棋や、山崩し、はさみ将棋などの
”将棋あそび”にまでは手は回せませんが(^^;
指し込み制(”一番手直り”など)のような
モチベーションの上がる仕掛けを採り入れた日も
水曜教室ではどんどん採り入れていこうかと思います(^^)
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