表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

『闇』箱が届いた!

2021-04-19 10:05:51 | ブルース・スプリングスティーン
苦節2ヵ月半。2月初旬に発売予定が、コロナのせいで遅れに遅れた’78年のダークネス・ツアー8本が収納できる、通称『闇』箱がようやく届きました。



何故2セットあるのか?それはもちろん今まで単品で揃えてきた『闇』ツアーのアルバムを収納する空箱と、未開封のまま次世代(子供たち)への贈り物としての2セットです。
そしてやはり「あ~日本でもこういうのを待ち焦がれているヤツがいるんだ。ブルースに教えてあげよう」からの来日公演実現に向けての布石です。



収納するとこんな感じ。



ラインナップはこんな感じ。どの公演もハズれなし!凄まじいステージが繰り広げられています。もしもタイムマシンがあったら、迷わずこの8本のライヴ観に行きます。

予想はしていましたが、相変わらずパッケージングの完成度は大分低いです。アーカイヴ・シリーズのジャケットに使っているボール紙の箱に、ラベルを貼り付けた、俗にいう貼箱なんですが...



日本製のボックスセットではあり得ないクオリティの低さ(笑)
と言うよりもブートのボックスの方が遥かに高級感があります。



でも良いんです。これでブートに手を出さずに済みますから。

しかも今回の箱、タイトルをよく読むと...『闇』ツアー1978 vol.1と、なっているではないですか!!
ってことはまだまだ『闇』ツアー音源は沢山眠っているっていう意味です。バランスよく各世代の音源も聴きたいけど、やっぱり僕は『闇』ツアーが大好きです。

EAZY SLEAZY

2021-04-14 12:17:12 | ローリング・ストーンズ
EAZY SLEAZY — Mick Jagger with Dave Grohl — Lyric video


ミックが断りもなく突然新曲を公開!!!

ドラムスとギターは元ニルバーナのデイヴ・グロール。何となく『ブリッジズ・トゥ・バビロン』辺りにそっと入っていても違和感なさそうな(あくまでも個人の感想です)元気なロックン・ロールですね。

ミックがまだまだ若いのが分かって安心しました。

ところで「イージー・スリージー」ってどんな意味なんだろう?

’85年4月10日の代々木、行きたかったなぁ~4月半ばの裏通り

2021-04-10 11:14:38 | 焙煎珈琲裏通り
今から36年前の今日、4月10日はブルースが初めて日本のステージに立った記念すべき日です。

当時僕は高校三年生。東北新幹線がまだ上野止まりだった時代。東京の情報は早くても一か月後にしか届かなかった時代。そんな田舎の高校生が、コンサートを観に東京に一人で行くなんて考えもしませんでした。第一チケットの獲り方だって知らなかったし。代々木の第一体育館がどこにあるのかさえ知らなかったし。

しかし、後からその凄まじいライヴの体験談を色んな方に聞いて、自分の生まれの不幸をそりゃ恨みましたよ。あと二年早く生まれていたらなぁ~。ホント、当時のブルースのステージを体験できた方がうらやましいです。

悔しかった僕は、上京後レコード屋を回って、手当たり次第に日本公演の海賊盤を買い漁りましたよ。あの当時のブートといえばそりゃもうハズレだらけ。殆ど歌も演奏も聴こえないような粗悪品を掴ませられたり、クレジットと中身が違うなんてザラ。
それでもごく稀に『ウインターランド』や『フォロー・ザット・ドリーム』のような、オフィシャル・レベルの名盤が手に入ったり。とにかくフルライヴに飢えていた若者でしたね。それが今じゃいくらでもライヴ音源が(リーズナブルに)手に入るんですもんね。この30年の進化はスゴいです。


30数年前にゲットしたブート。ジャケットの紙質、デザインも含めヒドすぎます(笑)


初日のセットリスト。音?ヒドいです。


この投げやりなラベル。JAPですよ!!

【4月半ばの裏通り】
もしも今ブルースが来ていたら、間違っても店は開けていないでしょうね。

4月12日(月)・・・10:30~18:30
  13日(火)・・・10:00~16:00
  14日(水)・・・10:30~18:30
  15日(木)・・・10:30~18:30
  16日(金)・・・10:00~18:30
  17日(土)・・・10:30~日没(予)
  18日(日)・・・定休日
  19日(月)・・・10:30~18:30
  20日(火)・・・10:30~18:30



Have Love,Will Travel

2021-04-04 00:48:26 | ブルース・スプリングスティーン
https://youtube.com/watch?v=b1CAW6-FXdQ&feature=share

ライヴ・アーカイブ・シリーズの最新作は『トンネル』ツアー第5弾、88年4月28日のLAスポーツ・アリーナのショウ。

この日の演奏はかなり良かったようで、僕もブートで持っていますがライ・クーダーの「アクロス・ザ・ボーダーライン」の素晴らしいカバー(恥ずかしながら原曲は良く知りません。ライさんゴメンなさい)も交えた、『トンネル』ツアー王道のラインナップ。
僕はこの頃のマイアミ・ホーンズを従えたバンド編成って結構気に入っていて、随分とブートにも手を出していた(それしか新しいツアー音源を聴く術がなかったから。高かったけど)ものです。特に良くセットリストに名を連ねていた「アイム・ア・カウワード」や「スィート・ソウル・ミュージック」、そして今回先行公開された「ハヴ・ラヴ・ウィル・トラベル」などでは、ホーンズの魅力が遺憾なく発揮されていると思います。

そんな大好きな『トンネル』ツアーで、個人的に残念なのは(いつもグチっているけど)「明日なき暴走」のアコースティック・バージョン。“違うことをやりたかった”というブルースの気持ちも分かるけど、やっぱりフル・バンド・バージョンで聴かせて欲しかったなぁ。
確かこのツアーで唯一、フル・バンドの演奏があったような記憶がありますが気のせいかな?

次作は80〜81年の『河』ツアー音源希望します!

SETLIST
Tunnel of Love
Be True
Adam Raised a Cain
Two Faces
All That Heaven Will Allow
Seeds
Roulette
Cover Me
Brilliant Disguise
Spare Parts
War
Born in the U.S.A.
Tougher Than The Rest
Ain't Got You - She's The One
You Can Look (But You Better Not Touch)
I'm A Coward
I'm On Fire
One Step Up
Part Man, Part Monkey
Across The Borderline
Dancing in the Dark
Light Of Day
Born to Run
Hungry Heart
Glory Days
Rosalita (Come Out Tonight)
Have Love, Will Travel
Tenth Avenue Freeze-Out
Sweet Soul Music
Raise Your Hand



しかしソウルフルなセットリストですね。